セカンドオピニオン外来の結果を持って、
いつもの主治医のところへ行った。
病院の予約は4日月曜日の15時だったけれど、
患者さんが沢山押していたようで私が呼ばれたのは18時半。
なかなか遅かった。
本持って行って良かった(*_*)
 
セカンドオピニオンで肺や縦隔への転移を画像診断で指摘されたことと、
ラジオ波熱焼却療法(RFA)は無理を言ってお願いしたがダメだったことを告げる。
(千葉のがんセンターのY先生から預かった手紙にもそう書いてある)
 
「そこをなんとか出来ないかってお願いしたんだ~(爆)でもダメだって言われたかぁ。」
主治医のO先生に何故かウケている。
 
転移については画像を再確認するも、
「これでしょ?・・・確かにあるにはあるんだけど今は様子見って放射線科でも判断してるよ。」
この先そこが悪化するかどうかはまだわからないから様子見ようと。
治っちゃう場合もあるしね。
がんじゃない場合もあるしね。
脇の下のリンパ節についても同じ。
だいたいそこだけじゃないし、CT画像だけじゃわからない・・・という感じである。
「あとはPET検査だな、知りたいなら。それでも全部は正確にわからないよ。」
(PET検査=がんのブドウ糖が集まりやすい性質を利用した検査薬を投与して、がんを撮影するもの)
 
で、どうする???となり、
とりあえずRFAは出来ないし、
小さな医院や診療所で東洋医学的な診療(鍼・食事療法・漢方等)を選ぶか、
大きな病院で西洋医学的な手術や化学療法を受けるかの選択が迫った。
 
Q「先生、手術だけして放射線治療や抗がん剤は患者の希望によりしないってのはアリですか?」
先「そりゃあアリだけど、放射線もやらないっていうのなら手術も何にもしなくていいんじゃないの?」
Q「手術自体よりその後が重要ってことですよね。そうですか。うーん。」
先「でもこのままでいいですって病院を去った患者さんがその後助かったかどうかは、ひとつも連絡ないからわからないんだよね。その反対に治療したらこれだけの患者さんがよくなったっていう例は多くあるけど。」
Q「なるほど。じゃあ、千葉の先生に聞かれたのですが私のステージって何ですか?」
先「1a。」
Q「そんなに低いんですか???」
先「うん、もしくは2。多臓器への転移がまだわかってないからね。」
Q「ふ~~~ん。じゃあ先生、もし私がこのまま何の治療もせず療養もせず生活も改善せずに過ごしていったら余命はどれくらいですか?半年以上2年以下くらい?」
先「ううん、そんなに短くないよ。2年以上5年以内かなぁ。」
 
あら(・∀・)少なくとも2年は放置しておいても大丈夫なのね♪
 
Q「あと。もし手術して放射線をするとなると、手術後すぐですか?」
先「いやいや、しばらくしてから。胸の傷が治ってからね。」
 
へえ(*^。^* )じゃあ手術してから放射線治療については考えよ~っと♪
 
 
最近ずっと追って読んでいる自然治癒療法を推進している新潟大学阿保徹先生の本によると、
がんの3大療法(手術・放射線治療・抗がん剤)は免疫力を下げるから絶対よくないとある。
私も常々そう思っていた。
しかし様々ながんにおいて手術はしない方が絶対良いが、
乳がんの場合の局所部分切除(いわゆる温存手術)だけならしても良いともあった。
乳がんは自然治癒の途中経過で見た目がグロくなるらしいし悪臭もあるって千葉の先生が言っていたからそのせいなのかな?
 
 
・・・そして、今日ここでこの時Qちゃん決断の時。
 
 
Q「ではこんなに遅くなってなんですが・・・(がんと診断されてからもう2か月)・・・先生手術お願いします(^^)/」
ものすごーーーーーーーーーーーーーーーく悩んだあげくの結果である。
先「おっ、手術する?」
Q「はい、します。お願いします!」
先「よし!まだ術前検査何もしてなかったよね。それなら早速検査を色々受けてもらいます。」
あっさりでもないけれど、ようやく手術決定。
先生張り切り出した。
さすが外科医。
というよりウダウダ言って時間かかっていたから、ケリがついてホッとしたのかな。
では宜しくお願いします、と診察室を出て採血(6本分)と鼻腔検査(長い綿棒で鼻の中をさわ~っと)。
血を採られている最中に採血担当のおネエちゃんがお酒好きだと判明。
私のカルテ見ながら「お酒飲まないんだ~、エライねェ。私なんか毎日よ~♪」
病院終了19時半。
次回は一週間後に心電図と肺活量測定。
転移が確定ではなかったのでニョロちゃんもほっとした表情。
長時間病院にいたのでおなかがペコペコ~。
てんやで天丼。ごちです(*^v^*)y
 
 
 
 
手術は胸のがんの塊を2,5㎝くらい切り取り、
全身麻酔をかけるついでに、
わきの下のリンパ節の一つをサンプルとして採取してがんの転移の有無も調べる。
↑これは拒否しようと思っていたのに話の流れからOKサインを出してしまった。
(というより先生が納得してくれなさそうな空気だったので)
その後数日考えた挙句やはり気が進まないのでやめてもらおうかと思う。
4~5㎝もわきの下に傷が出来たらピアノが弾きにくくて仕方ないだろうし、
リンパの流れが鈍くなったら、きっとがんはおさまりにくくなるから。
 
こうして、
なんだかんだあって、
エーン、結局私は手術を受けることになりました(T_T)
 
でもこれで。
 
周りの人はちょっと安心できるでしょう。