東北地方太平洋沖地震で福島第一原発のトラブルが公表されて以来、
東北~関東・中部などの放射線などをちょこちょこと個人的にチェックしていましたが、
先週末よりホウレンソウやキャベツなどの野菜などや原乳への放射能汚染も問題となってきました。
出荷制限・摂取制限が出されこの先の“食材”に関する不安が高まりつつあります。
 
日曜日の夕方から雨が降っていることもあり、
東北・関東地域で放射性物質が雨水と一緒に降ってくることが心配だったので、
(普段は多少の雨では全然傘をささない私ですが)
各地でのモニタリングの数値がとても気になり、
昨日も一日に何度も何度もデータをパソコンで見ていました。
そして、こちらの環境放射能水準結果(上水(蛇口))というページに目がとまりました。
      ↓
文部科学省 都道府県別環境放射能水準調査結果【上水(蛇口水)、定時降下物のモニタリング】
 
そして開いてびっくり。
3月18日からの毎日9時採取の水道=蛇口水のデータを見る事が出来ましたが、
例えば私の住む神奈川県で、
18日にはヨウ素131(表中 I-131)もセシウム137(表中 Cs-137)も不検出であったものが、
翌日からはヨウ素が検出されています。
東京都もヨウ素だけの検出であったのが、セシウムも検出され始めていました。
 
検出されているのは北は岩手から南は日本海側が新潟、太平洋側が静岡まで。
この地域以外は全国すべて不検出。
つまり普通は、水道水には放射性物質はないハズなのですね。
 
いくら“直ちに人体に悪影響を及ぼすものではない”と言っても、
すぐじゃなかったら人体に悪影響が出るかも…なデータです。
慌てて水道水を沸かしてお茶を飲んでいたのを止めました。
 
そうしたら今日案の定のニュース。
東京都ホームページの石原知事の発言の内容はこちらです。
(葛飾区金町浄水場での採取結果が1キロあたり190ベクレル以上で乳児の摂取制限を超えた云々)
      ↓
 
まだ調査中の千葉県全域でも念のため乳児へ水道水を飲食用に使わないように、とのことですが、
乳児以外の制限基準は超えていないよう。
ちなみに乳児の放射性ヨウ素の摂取制限の指標は1キロあたり100ベクレル、
乳児以外では1キロあたり300ベクレルです。
 
一体、今後どうなるのでしょう?
そう長くは続かないといいですが、
たとえ短期間であってもやっぱり良くないことだよね、と私は思います。