九州の観光列車旅 55 (はやとの風 内観・外観) | Qの乗りつぶしニッポン

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日本国内のJR、私鉄の乗りつぶしを中心にぷらっと旅に出かけています。ここ数年は鉄路のない自治体へ路線バス等を利用して市区町村の塗りつぶしする機会が増えてきております。

【はやとの風3号】

<吉松~鹿児島中央>

 

吉松駅で10分程待っていると、鹿児島方面から黒い列車がやって来た。

 

鹿児島中央~吉松間を走る「特急はやとの風」。2両編成の気動車。

 

ズームしすぎた。吉松側の2号車、キハ147-1045。

 

「はやとの風」は一部自由席のある特急。単純に考えると、地域間の特急というよりは熊本~人吉~吉松~鹿児島中央を観光列車で繋ぐ周遊ルートの様相がある。なので、その土地で下車して観光する方もおられるだろうし、私みたいにただ乗りつぶす人間にとっては非常に便利な乗換列車ともなっている。

 

「はやとの風」に乗ってきた人たちが「しんぺい」に乗り換えていく。「いさぶろう」に乗ってきた私たちも「はやとの風」へと乗り換える。

 

鹿児島中央側の1号車、キハ47-8092。1号車は全席指定席。

 

はやとの風のロゴ。

 

JR九州の列車は総じてドア出入口近くに号車案内を大きく表示してくれている。わかりやすくてよい。

 

2両編成のどちらにもこのような展望スペースが用意されている。

 

車内の様子。1号車には多目的トイレがある。その周辺はちょっとしたフリースペース。

 

ボックスシートではなく、リクライニングクロスシート。座り心地が良い。

 

使用している木材の色が明るいため、室内全体が明るい印象。

 

展望スペースにも席が用意されているが、指定席の乗客が自由に座れる席である(きっぷ販売時の自由席とは違う)。

 

水戸岡さんのデザインでよく見かけるシートの柄。肥薩おれんじ鉄道のシートでも見かけたことがある。木材を利用した背面のため、いい具合にしなる。

 

壁面のライトの明かりが柔らかい。

 

こちらは2号車の車内。落ち着いた印象。

 

車内設備は1号車とあまり変わらないが、こちらには多目的トイレはなく、自由席が用意されている。

 

<つづく>