ゲジを知らない人はいないでしょう。いわゆるゲジゲジと呼ばれている生き物で、それの頂点に当たるのがオオゲジなのです。

東京以南であれば、ふつうに目にすることが出来る巨大生物で、同情したくなるほど徹底的に嫌われています。

さすがに頂点だけあり、非常に大きな体をしています。本体部分は5~6センチといったところですが、まるで昆虫のような体に見合わない長い足・触覚を含めると20センチを超える場合もあります。私の家に出るオオゲジは手のひらサイズですね。男性の手だと大きすぎ、女性の手のひらね。

あの素早いゴキブリをさらにすばやく包み込んで捕まえて食うほど俊足で、逆に敵に襲われるとトカゲの尻尾切り同様、足を自切して逃げます。切れても足はしばらく動き、また音を立てるため、天敵の注意を惹くには十分です。

オオゲジは細長い体にたくさんの足があることからも分かるとおり、ムカデの仲間に属しますが、見た目は一般的なムカデと比べるとずいぶん異なる印象を受けるものです。
)

糸切り歯に大きな歯根のう胞(うみの袋)ができていました。
歯ぐきを切って、とりぞきました。


  

     →続きをみる?