プラネットはWindows Vista&DirectX 10対応グラフィックスカードユーザーの必携ゲームになったといっていいだろう。 パッチについてのだが,ゲームの途中でDirectX 9とDirectX 10の処理内容に切り換えて比較したり,ファーシェーディングで毛をふさふさに変更してゲームを継続したりといったパフォーマンスで会場を沸かせていた。デモ用のディスプレイが会場の奥では見づらかったのが残念だ。 このパッチ自体は8月17日に公開されているのだが,DirectX 10対応のグラフィックスカードがないと確認できないものが多く,驚きの目で見ている人も多かった。「ロスト プラネットってこんなに凄かったんですか!」という声も聞かれていた。 なお,当日のデモ機は,QuadコアCPUとGeForce 8800 UltraのSLI構成という最強仕様だったのだが,オプション設定で最高のクオリティに設定するとこれでもまだ力不足になるそうだ。 カプコンでは,Lineage2 RMT,今後のPCタイトルでも同じエンジンを使っていくので,同程度以上のクオリティは約束できるとしている。 ■日本初公開のWindows Home Serverとは 最後はライターの笠原一輝氏によりWindows Home Serverが紹介された。サーバー製品はゲーマーにあまり縁がないとは思うが,ついでに紹介しておこう。当日は,日本で初公開となるHome Serverの実演も行われた。 Windows Home Serverは,すでに発売されているWindows Server 2003を個人用途で使いやすいように整理し,管理機能などを使いやすくしたものと考えてよいだろう。ドライバなどは共通である。家庭用サーバーPCなどとして提供され,家庭内で本格的なネットワークサービスを簡単に実現できる。 まず解説されたのは,複数のドライブをつなげて1台のドライブとして使える機能??要するにHDDのスパニングセットだ。スパニング自体はWindows NTの頃からサポートされている機能にすぎないのだが,話を聞く限りでは,リネージュ2 RMT,新しいドライブを買ってくれば,かなり簡単にドライブ容量を追加できるものになっているようだ。 目玉機能は,普段使っているPCのディスク内容をサーバーにバックアップする機能である。もちろんすでに同様なバックアップツールは(Windows標準のものも含め)いろいろあるのだが,調べてみるとこれがなかなか賢くてよさそうだ
関連トピック記事:
関連トピック記事: