今年最後の王子dayでした!




王子とお付きあいしてもうすぐ5年。

付き合い始めの頃は、
毎回あちこち出掛けていましたが。

最近は、家で何にもせずだらだらしたり、
近所にちょっとお出掛けして、
早めに帰ってTV観たり、
何もしない時間も増えてきました。




今回も特に出掛けたい場所はなく、
年末で毎日深夜まで働く王子のためにも、
部屋でまったりしていました。




彼のおひるね中、
携帯の充電をしようとしたそのとき。

意図せず王子のLINE通知が目に入りました。




女の子、、、?




頭が真っ白になりかける私。

脈拍は突然上がり、呼吸が苦しい。


王子が私を欺いている、、?
毎日深夜まで働いて、休みも少ないのに?

それでも必ず早起きして来てくれるし、
交際開始からずっと、私に全くお金を出させないのに?


まさか、、

どこにそんな余裕が、、?
いや、そもそもそんなはずは、、



もし王子が浮気しているなら、
相手からのLINEは非通知にしないだろうか?

携帯を無防備に放置していられるだろうか?


まさかそんな事があったら、、



正しく谷崎潤一郎先生の痴人の愛に登場する、
ナオミに浮気疑惑が浮上した時の譲治の気持ちそのもの。
台詞も一部引用させて頂きました。



王子はそういう心配を一切させた事はなかったし、
何より私も信頼しています。


しかし、元を正せば私は略奪した身。
同様に王子を略奪されるとしてもおかしくはないのです。 


そしてググる。


疑惑から黒と確信し、
離婚した人の体験談に迷い混む。

悪い方へ考える。



もし王子が浮気したら。

私は相手の女の左目から刺してやるつもりだった。
治りかけた頃に右目を刺す。
死なない程度にやるのがポイントだ。
もちろん私はその都度自首する。
出所する度に必ずそいつを見つけ出す。


なんてサイコパス気取りでいたが、
そんなことできる気がしない。

私は王子が目覚めても、
この話を切り出せる勇気さえない。


何度も言いかけてはやめて、ようやく聞けた。



そしたら




出会い系のスパムメッセージだった爆笑