子供のころ
家族でよくキャンプをしにいきました。

はじめてのキャンプはパパとふたり。

家を出るときも、
1泊だけなのに
ママ手紙書くからねー!!!
と大手を振った。

わたしはひとりっこで、
小さいときからずっとパパと仲がよく
車中でも昼間もしゃべったり遊んだり
ほんとに楽しかった。

でも、夜キャンプ場のおじさんの一言で
わたしは凍りついた。

『このへんは熊が出るからね。』

えっ、、
熊出るの?(°Д°)

昼間に散々遊び疲れたはずなのに、
わたしはその一言で全く眠れず、

帰ろう、怖い、眠れないの3つを繰り返し寝ている父に訴えた。

いつもはおばけが怖くて、
熊の怖さを知らない年齢なのに
なんかすごく怖かった。

そして夜中に帰宅しママはびっくり。
夜中にクルマを走らせるパパ。
もちろんわたしは車で即爆睡。

家についた記憶もなく、
起きたら家だった。

はじめてのキャンプはそんな思い出。

大きくなってからは、
3人でおっきいテントで
当時飼ってたゴールデンレトリバーや
カルガモも一緒に出かけた。

みんなおとなしくて、
わたしにはきょうだいみたいだった。

楽しかったなぁ。

わたしが家を出て、
実家も引越すときに
キャンプ用品はパパのお友達ファミリーに譲った。

もちろん熊の話は
いまだにネタにされます。