11月になりましたねー
早いなぁ…

しかしまだコート要らずなのはどうして??


仕事はまぁ順調です!
数字には波があるけど平均値はそこそこ。

とにかく毎日が慌ただしい!

時間が早く過ぎててそこまで疲れがないって事は
たぶん仕事に向いてるんだと思う。



③営業事務@商社



あたしは病気になって3カ月休職し、
退職した翌月からある小さな商社で働く事にした。


20万円/月給。9-17。残業なし。土日祝日休み。
場所は家から電車で1時間ほど。


医療事務は薄給激務だった。
残業が多かったからそこそこ貰えてはいたが基本給が安ければ意味がない。

大卒だし20は貰えなけれ納得できない。
誰にでもできるような普通の事務を黙ってやれればいいと思った。


そこで働く事を決めた理由は
高級住宅地にあるという立地と憧れていた商社の響きだけだった。


仕事は大変暇だった。
電話の取り次ぎとデータ入力だけで、月末に請求書等を作成するだけ。


海外との取引がある訳じゃないから当然英語も必要なく、
毎日会社でとっている日経新聞を読んでいた。


残業なんてない。
繁忙期もなくとにかく毎日時間が過ぎるのが遅い。
しまいには勤務中にネットショッピングをする有様だった。



家族経営の会社で、
はじめはランチにホテルへ行くなどバブリーだったが
ズル休みや遅刻が当たり前になっている事などに次第に異和感を覚えた。


社長はもうすぐ引退するため娘にあれこれ引き継ぎをしていた。


彼女が問題だった。


彼女は「昔アタシは悪かった」伝説をよく披露する人で、
最終学歴は中学校卒業。

ドラッグをやった、先輩が人を殺した、ヤクザとつるんでいた、
補導された、無免許運転をした、などなど
誰が聞きたいだろう疑問な武勇伝を繰り返し話していた。


あるとき素行をぴったりと良くし、
予備校に通い某有名大学へ入れるレベルまで勉強ができたが
進学を蹴ってやったのだと結ぶのが常だった。

そして何かにつけて今の大卒の若者を批判するのだった。


そのとき思った。
「40代で中卒の人って、今の大卒の人をひがんでるんだ…」


心と言うものは伝わってしまうのか、
この人との関係がだんだんギクシャクしてきた。

学校の女の子いじめみたいに、
「煙草吸いにいこ。」等とあたしをハブる事が増えた。

相変わらず暇な毎日。
定時に座ってちょっと電話とPCを触って帰るだけ。


あたしは病気が悪化していった。


「休職されたほうがいいかと思います。」
医師にそう言われた帰りに2度自殺未遂をした。


未遂で終わっている事にイライラしながらも
血や刃物を見ていると生きている安心なのかほっとした。
あのときの自分は相当ヤバかったと今は思う。


増えた薬の副作用で眠気と闘いながら暇な仕事に耐え、
週末を指折り数えながら騙し騙し会社へ行った。



ある金曜の夜、
あたしはひとり歌舞伎町にいた。

知らない年下のホストとかみあわない会話をしながら
前に通っていた店の知り合いホストと馬鹿騒ぎをしながら
久々に一晩じゅう酒を浴びた。


それから二度と会社へ行くことはなかった。

次期社長の彼女は、
退職の手続きをなかなかしてくれない上に書類を間違え
ついには給料まで支払おうとしなかった。

顛末を話すと区役所やはろわのおっさんは苦笑していた。


給料は、
偽の弁護士の署名と印を添えて督促状を出したら即日振り込まれた。



************************************************


この時は本気でつらかった…

あたしの場合、
この病気になるとダイエットしてる訳じゃないのに痩せます。
医療事務の時は8キロ痩せました。


健康的ではないので顔に出ます!
疲れてるというか憑かれてるというか…

まさか自殺未遂までするとはね。
今となっちゃ自分で自分が怖いよ!!(笑)

学歴で差別や偏見をしたくないけど、
大卒でもこういう人にはならないようにしようと勉強になりました。