担当は友営だけどちょい色でした!
けど、あたしにはそれが心地よかった。



今考えればバカみたいな話なんだけど、
あたしは担当と知り合う前にした失恋をずっとひきずってたんだよね。


4つ上で大卒。
前好きだった人に似た人を無意識にさがしていた。


だからちょうどよかった。



あたしはそのときキャンギャルのバイトをしていて、
月に10万くらい稼いでいた。

キャンギャルのバイトはちょっと不定期だったから、
かけもちで米軍基地のマックで働いたり、
他のキャンギャルもやってたんだよね。



それでも、
担当のところには数えるくらいしか飲みにいってない。



担当のところで飲むのも好きだったけど、
ひとりで海外にいくのにはまってたんだよねー!(笑)

ヨーロッパやらアフリカやら。
現実逃避したくなるとすぐ海外行ってた。

楽しかったなぁ・・・
てかリッチだった!

今じゃそんなことできないよー・°・(ノД`)・°・




でも担当は、
どんなに店にいかなくても毎日絶対連絡をくれた。



担当とは一度だけやりあったことがある。

あるときメールしていたら、
「今日、店においでよ」
といわれたのだ。


あたしはすぐに電話をかけた。



「あたしに店に来いとかいわないで。さめるから。
 あたしは自分の行きたいときに飲みにいくだけだからね!」

「あたしはどんなに営業されても育たない。
 あなたのために水商売もしないし風俗でも働かない。
 行きたいときに勝手に行くから営業しないで!」



まさに言いたい放題(笑)



相っ当痛い客だよね(笑)

けどあのときのあたしは本気だった。
店に来てなんていわれたら行く気失せる。

細かろうが痛かろうがあたしは客なんだから、
飲みたいときに飲みに行くからホストだと思っていた。

今もその考えは変わらないよ。



そんなやりとりをした後でも、
最後は必ず笑って会話を終わらせてくれた。




たまに酒を頭から浴びたい気分になることってあるよね?!(笑)

そういうときだけ店に行ってた。
数えたらほんと5回も通ってないんじゃないかなぁ。




たまに行って使う額は5,6万。
ほっそいね(笑)


ビールや焼酎をついてくれるヘルプに飲ませて、
ワインとかおろしてまったり飲んでました。



あたしは担当が好きだった。

友営だけどちょい色だったし、
年上なところといい物知りなところといい完全に惹かれていた。

強気で勝気。
負けず嫌いなところがあたしと似ていた。



だから、素面じゃ緊張して飲みにいけないわけだ!(笑)


そのころから
あたしはひとりで新宿の飲み屋に立ち入るようになった。


店にいく気になったら、
まずはちょっと1杯、5時間くらいひっかけてから店に行った。


酒弱いあたし完全に泥酔!
でも担当に会えばまた緊張して酔いさめる!(笑)
また飲む!
そして酔っ払う!



とにかく、
担当の前で恥ずかしい思いはしたくない。

担当の客として、
担当に恥をかかせたくない。



だからいつも濃いメイクに新しい服を着ていった。
精一杯のおしゃれをしていった。
必ずボトルをいれた。
どんなに新人の苦痛なヘルプがついても笑って飲んだ。



それでも本当に楽しめた。
満足させてくれたからよかった。



あたし21歳。
担当がもうすぐ25歳になるという2月。

担当がホストをあがると言い出した。



今思えば若気の至りです(笑)また書きます!