8月は戦争系の番組が多いよね。

あたしの母親は長崎の人間です。


高校2年の修学旅行で九州に行ったとき、被爆者の講演をきいた。

原爆資料館にも行った。

だからって訳じゃないけど、
毎年8月9日の午前11時2分には、NHKをみながら黙祷しています。


被爆者のお話は、想像を絶する惨劇とリアルさが伝わって、最後まで聴くのが本当に辛かった。


原爆資料館は、GHQが撮影した遺体写真や被害映像、お骨つきの遺品が沢山あって、気分は悪くなるし本当に辛かった。

アメリカがしたことは絶対に忘れないと思った。

戦争では、世界中の国が関わった。

原爆が投下されたからって、

仏軍や米軍や独軍が悪くて日本軍は悪くないなんて言えないのだ。


リメンバーパールハーバー。

日本だって、冷酷で残虐なことをした。

そのうえ、未だに認めたり謝りもしていないこともある。


日本男児による、最低最悪を極める従軍慰安婦の問題のように。


戦争の善悪なんて此処では書かない。

戦争はなくならないし、核兵器もまた同じ。

ある国では戦争は風化され、語り継ぐことも少なくなっている。



まだ世界中をまわっていないから、あたしは1人前の旅人とはいえないかもしれない。


けど、旅を愛するものとして、その地の歴史を知ったうえで土を踏むべきだと思う。


今リゾートになっているグアムやサイパンのビーチに、


64年前はいくつもの遺体がうちあげられていたこと。


どんなに悲しい歴史も、絶対忘れない。

知らない世代に語り継ぐ。


世界中の人生の先輩たちのために、

これはあたしたちにしかできないんだから。