夜のお仕事するｺﾄになりました。
ｼﾞｬﾝﾙとしては水商売に属すると思います。
同伴もｱﾌﾀｰも源氏名も名刺もﾅｼ。
ﾀﾊﾞｺの火もつけなくていいし、何も触らせなくていい。
私服勤務で、お客さんとの連絡先交換ＮＧ。
ｲﾔな人とはﾑﾘに話さなくてOK。
だから、一般的に「水商売」でｲﾒｰｼﾞされるものとはちょっと違うと思う。
目的は、卒論作成に伴う調査・研究のため。
ｼｭｳｶﾂのため。
経済的な事情のためでもないし、誰かのためでもない。
全部、自分のため。
あたしは18まで、19時以降にひとりで外出したことがなかった。
実家では未だに昼でさえ後部座席。（←何故か助手席はﾀﾞﾒ
いつから独り行動が激しくなったのかわかんないけど、
そのうちひとりで夜の街にいくのなんて何でもなくなった。
ほんとのこと言うと、夜にひとりで外にいるのはまだちょっと怖い。
周りの人はみーんな口を揃える。
その道のﾌﾟﾛの人にも本気で不思議がられる。
それまで誰かに逢うためにあの街にいってた自分が、
ひとりで仕事しに行くことになるとは思わなかったけど。
本当は近くで見守ってて欲しかったﾋﾄはいたけど、それは叶わなかった。
けど、この人のところでならひとりでも大丈夫な気がしたの。
結局ね、1ｺになんてきめられない。
今自分がしたいと思ってるｼｺﾞﾄもいいし、
北朝鮮とかｱﾌｶﾞﾝとかに行くのもいいし、
好きなﾋﾄのためだったらずっとおうちにいるのもいい。
若すぎても歳いきすぎてもできない経験もしたいし、
誰も知らないような世界の裏の裏をﾙﾎﾟしたい。
全部したいの。
全部したい。
きっとみんな、危ないあぶないｱﾌﾞﾅｲって言うんでしょ？
でもね、
そこで骨を砕く覚悟くらいあたしにはあるの。