ごきげん麗しゅうねこへび

大学3年のこの時期だってゆーのに
まだ髪も黒くしてなければツメもキラキラしてるアタシです。

なのになぜか急遽明日たまに行くあの街で面接するコトになっちゃって
ほんとはこんなことしてるバーイじゃないんですが、
こんなときでもblogを書いたりしてしまうのは、
おそらく人間の習性なんじゃないかと思います。



アタシはonly childで、ちいさいときから親はふたりともほとんど家にいなかった。
カギっ子だったので家に帰るとひとりでいるのが基本。

外出するときの規制とかまぁ細かい事が色々ありまして汗
とにかくいつもって言ってもいいくらいネコとふたりで家にいることが多かった。



家にひとりでいると、誰か来たり何回か電話が鳴ったりする。
親の仕事関係とか知り合いとかが多いから、とりあえずちゃんと出ていた。


あるとき電話に出たら、電話の向うで男が言った。


「○○ちゃん?(←思いっきり本名)
今1人だよね?お留守番してるの?」


もう10年以上も前のことだからかなり記憶が曖昧だけど、
彼はアタシの家族構成とか年齢とかを把握しているらしく、
学校のこととかおかあさまのこととかを色々と聞いてきた。

それだけではなく、
一緒に住んででもいない限り知りえないようなことも男は知っているらしかった。

「失礼ですがどちらさまでしょうか?」
なんて何回聞いたかわからないけど、そのセリフを言えば最後。
切られるのがオチだった。


そんな電話が何度もかかってきた。


名前も知らないのに声で判別できるようになり、
かかってくると「あぁ、またあいつだ…」
と思うようになった。

その電話はアタシが家にひとりでいるときに必ずかかってきた。
でも一度だけ、おかあさまがいるときにかかってきたことがあった。

男が
「ママに代わって。」
と言ったのでそうすると、
おかあさまが電話をとったときにはすでに切られていた。

そのときはただの「ヘンな電話」で終わった気がする。



それまでにあった電話のことも、
「それはちょっとまずいんじゃないの」っていう内容のことも、
怖くて誰にもいえなかった。
ふたりにも未だにいえない。



あるとき久し振りにかかってきた電話。


男:「○○ちゃんだよねぇ?」

アタシ:「いえ、違います。」(超冷静に)

男:「えっ?!○○ちゃんじゃない?!じゃあ何ちゃん?!」

アタシ:「××です。」(←その場で思いついた超適当な名前)


アタシはそう言って電話を切った。


それ以来かかって来ない。
まぁいっかって感じだけど、ウチ電話番号も住所も変わってないし
ちょっと怖いなぁっていうのが正直なトコロです。

もしかしたら、今も何処かで見られてるような気もしなくはない。。



一体ダレだったのか今でも謎だけど、なんとなく予想がつく。
本当に根拠も何もない女の勘だけどあせる




きっと、6歳くらいのときに1回だけ偶然会ったことがある人。
それも、ママの地元で。
アタシがもの凄いワガママを言いまくっても怒らなくて、
水族館につれてってくれて、おっきいイルカのぬいぐるみ買ってくれた人。

そして、結婚する前にママと何かがあったヒト。