ごきげんうるわしゅう

サマバケに読んだ本パート2です。
三浦綾子著の『塩狩峠』
明治の末、
旭川の塩狩峠で、自らの犠牲とひきかえに多数の乗客の人命を救った青年の生涯を描いた作品。
札幌に向かう列車が塩狩峠の頂上にさしかかった時、突然客車が離れ暴走。
ハンドブレーキはきかない。
このまま転覆すれば、乗客の命はない。
そこで当日結納を迎えるはずだった主人公は、線路に飛び込んで自ら列車の下敷きになり、列車を止める。
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高校のときから読みたかったんだけど、怖くて読めなかった

でも正直ちょっと期待外れだったかも。
あたしは、彼が線路に飛び込んだ動機とか葛藤とか、そういう詳細な心情が一番知りたかった。
そこがメインであるべきだと思った。
でもそこが実に簡潔にしか書かれていなかったから。
彼がいかに信仰に厚く誠実で素晴らしい人間であるかということが、経歴と共に小説の大半を占めていた。
おそらく、著者がクリスチャンであることや、原型となったモデルが実在したことなどが
彼女が描きたかったものとあたしが求めていたものが異なった要因だと思う。
信仰の為に、自分はもちろん大切な人までも犠牲にさせてしまう宗教の威力に恐ろしささえ感じた。
どうしてそこまで神の為に、他人の為に尽くしきれるのか。
自分の事をまったく考えずにいられるのか。
クリスチャンどころかBorn again Christianにでもならない限り、あたしには彼の心情を解せないと思った。
また、かつて私の原点は此処にあると言った林檎姫の言葉に頷けるものがあった。
当時の男尊女卑思想やそれにともなう言葉遣いなどから、彼女の音楽の断片を少しだけ見たような気がした。
さて、今日であたしのさまばけはおしまいです。
事実上ウタダのライヴと一緒に終わってた感じだけど。。
ああん学校始まっちゃうよおおお

てか明日みんな学校いくの?!
やっぱ行くよね…
なんか時間通りに行ける自信ない。
だって朝早すぎじゃない

いやああああああ

今日電車でちかちゃんに偶然会いました

仕事帰りだったし顔も服も足元も全部適当だったから焦った
