フラットまでは2人が車で送ってくれた。
行き方も教えて貰ってたし独りで大丈夫って言ったんだけど
「いやどうも心配だ」
「そうねあなた」
ってなっちゃって。
独りじゃ広すぎるくらいの部屋で急にひとりになったあたしは、どうしてもさみしくなった。
今まで独りが最高だと思ってたし、独りで城か宮殿に住みたいとか、もう誰とも住めないとかなんとかblogに書いてたのに。
でもやっぱりさみしくて、電話したり、自分のほうが早く着くのわかってたけど実家と長崎のおばあちゃんにPostcard出したり、HMVでCDを3枚ゲットした。
OxFM?っていうずーっと音楽しか紹介しないラジオがあって、ずーっとそれつけてたんだけど、
今この曲流行ってるのかぁとか、たまに知ってる曲流れたりして気分あがった

クリスティーナとケリィにはほんとに救われました。
そういえばどっか行く度におばあちゃんにはポスカ出してるなぁ…
帰国後電話したら、「ありがとう」って泣いて喜んでくれた。
曾おばあちゃんになったんだし長生きしてね

ある日の夜、ぴんぽーんって誰か来たの!!
ぴんぽーんじゃなくてジリジリジリって昔の目覚ましみたいな音だったけど。
うちに来る人なんて絶対誰もいないはずなのに。
ちょードキドキしてそぉっとドアスコープみたら、見たこともない白人の男性がいた。
おトクイの居留守使おうと思ってラジオ小さくしたら、車に乗ってったからほっとした

そしたら電話が鳴って、
「きっと○○のおねえさんからだー」と思って普通に元気よくヘロウ♪って出たら
「今来てるんだけど、いい?」 って男の声で!!
フラットの管理人みたいなこと言ってたからいっかぁと思って、ドアを開けた。
そこにいたのがK氏だったの!!
K氏はOxford在住のゼミの先生のお友達で、今回あたしがしたHomeStay先とかフラットの紹介をする会社を経営してる人。
フラットを借りることなどについて、前からメールはしていた。
「HomeStayどうだった?」とか「どんなことした?」とか普通の話をして、
K:「イングランドは初めて?」
あたし:「そうよ」
K:「Oxfordに知り合いでも?」
あたし:(首を横に振って)「いないわ」
K:「You エキサイティングだね(笑)」
ええよく言われます

専攻の話とかいろんなことを話して、ロンドンとヒースローの行き方とか時間とかお金とか聞いて、帰るときtaxi手配したほうがいいよって言われてtaxi会社の電話番号も教えてくれた。
あたしの英語褒めてくれた。
英語を勉強してたのは中高までで大学で英語は勉強してないとか、スクールも行ってないし今も勉強してないとか言ったら「じゃあ一体どうやって?!」って言ってた。
もう御世辞でもなんでもいいよ。
今まであった中で一番嬉しかった

Nice to meet youってよく言う挨拶だけど、ほんっっとに逢えて話せて嬉しかった。
ていうか、かっこよかった(笑)
先生から聞いてはいたけど、ほんとにかっこよかった。
最高に綺麗な英語を話す人だった。
部屋に入ってって言おうかと思ったけど、うちエビアンとマンゴージュースしかない

このあとDinnerどうですかって言おうと思ったけどいえなかった

ロンドンいくのもヒースローいくのも大丈夫かなぁってちょっと不安だったけど、
彼に逢って、もうなんでも出来るような気がした。