最近愛読してる某雑誌に載ってた特集記事。



**ロシアの路上チルドレン 売春とドラッグ漬けの日々**

ある郊外の町に物乞いや売春が日常となっているティーンが溢れている。
ソ連時代に保障されていた医療や教育の権利は存在せず、政府の支援は皆無。
現在非政府組織が社会福祉活動を行うも、救われる子供の数は知れている。

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この特集の表紙には、赤地に白のドットの可愛いワンピを着た10歳の少女が煙草をふかしている姿が掲載されている。
階段でシンナーを吸ったり、廃墟で真っ黒なビニール袋を口にあてながら、もっと小さい子に煙草を咥えさせている少女もいる。

彼らのうつろな蒼い目は、どこか冷め切った寂寥感というか、近寄り難さというか、とにかく一日を生きることに本当に命をかけている感じを思わせる。

その隣に生きるために売春をしている15歳と24歳の少女の写真があるが、煙草とシンナーを吸っている彼らも自らの身体を売らなければ生きられなくなる日は近いだろう。




煙草もシンナーも売春も、世間一般で言う倫理には反しているかもしれない。
でも、あたしはそれがいけないとは思わない。
煙草も麻薬もやりたい人はやればいいし、売春は立派なビジネスだと思うから。

こういう子供をいかにして救出するかということよりも、あまり公には報道されないこうした事実をより広く情報として落とすかが重要な気がする。
かなり衝撃的な内容がほとんどだし、危ないところに身を置かなければできないけど、あたしはこういう仕事がしたい。