2月14日(tue)
此の日はパリ移動の為早朝起床。
半眼で実家にtelすると、何故か自分のbagをGUCCIで買うよう指令が下る。
別に言われなくても買いますけど・・・
空港までバスのドライバーのAlexが送ってくれました
彼はハリウッド俳優並の甘いマスクと愛想の良さで、女性陣の間ではアイドル的存在でした。w
乗るはずだった便は欠航して、約2時間遅れでパリ到着。
まぁ寒かったけど東京ほどではない気がした。
エッフェル周辺は観光客でいっぱいで、ぼーっとしていると何処の国の人だか解からない人にシャッターを押してくれと頼まれた。
やっぱり旅先で写真を撮るのは日本人だけじゃないんだなぁ。。
凱旋門も良かった。
あんなに迫力があって美しい造りの門は他に存在し得ない気がした。
過去にはフランスの権威を象徴するものの一つとして、現在では世界中から観光客が集まる場所となって居る事を、ナポレオンもさぞかし喜んでいることでしょう。
なんて勝手に思った。
dinnerにシャンゼリゼ通り付近のレストランでフォアグラを戴きました
私は基本的にレバーが好きでよく戴くのですが、他のものとは一味違って美味でした。
なんていうか。。「鳥」って感じでした。
ステーキもまぁまぁでデザートも良かったけど、出てくるのが遅すぎ
一品出てくるのに30分近くかかりました。
後で聞いたところによると、フレンチっていうのはそういうものらしいですね。
お陰でホテルに帰ったのは22時近くでした。
2月15日(wed)
此の日は旅行中で2番目に気合を入れた日でした。
何故なら宮殿に行くから。
私がフランスに行ったほぼ全ての理由は此処にございます。
天候は雨時々曇り。
これもまたパリらしくてよろし。
コンコルド広場を抜けて市外からしばらく走ったところに彼女の暮らした宮殿はありました。
近くには綺麗な緑の森があり、見えなかったけど奥には湖もあるそうです。
16世紀に其処で大好きな狩猟をしたり湖畔で優雅に戯れていた彼らのことを想うと、何ともいえない複雑な気分になりました。
宮殿についてはもう「凄い」としか言えませんでした。
(やっぱり凄いよ。ただの宮殿じゃない・・・)
門から宮殿までが遠い遠い!
もう「広い」っていう次元じゃない!ここで迷子になった貴族は何人いただろう?
人類史上最高にして最後のこの宮殿は間違いなく永遠だと感じました。
鏡の間が綺麗だとか大抵の人はそういう感想を述べるけど、私が最も観たかったのはそこではありませんでした。ただ、宮殿は本当に広い為ちょっと観光で観るには大体の所を見て回るだけで精一杯なのです。
無論時間に縛られた身では一人であちこち気紛れに行動する事は許されないのです。
ちょっとマニアックな内容かもしれませんが・・・
オーストリアから嫁ぎフランス王妃となったマリー・アントワネットは、広い宮殿と不自由なんて微塵も無い(はずの)豪華で贅沢の極みを尽くした生活に飽き、かねてからの趣味だった農村の暮らしを宮殿内で実現していたのです。農民が暮らしていた土地などを強引に開拓して家を建て家畜を飼い、それこそリアルに趣味を満喫していたと言われています。
また宮殿内に別にある彼女の宮殿には彼女の遺品が沢山あり、本当は其処に行きたかったのです。
彼女が過ごしたお部屋やほんの一部の家具、其処にあるお母様とお兄様の肖像画は観られたものの
今度またちゃんと来よう。と思いました。
さっき通ったコンコルド広場の彼女がギロチンにかけられた場所を思い出しながら、宮殿を出ました。
それからルーヴルへ。
もう凄い人人人人で、ナポレオンの戴冠式とモナ・リザとキリストとヴィーナスなど有名なものを観ました。
あんなに広いと思いませんでした!あれは1人で迷子になったら脱出不可能です。
一緒のツアーの人は「迷って4時間出られなかった」そうです。
モナは意外と小さくて、その周りだけ人が集まっていたのですぐにわかりました。
モンテーニュ通りに行く途中でスタバに寄りました。
それがめちゃ高くてびっくり
東京の3倍くらいはしたと思います。。
座ってたらすぐ近くでバイトの面接が始まって、日本では見られない光景で新鮮でした。
メトロでモンテーニュに着き、地上に上がると直ぐにGUCCIが飛び込んできた。
そこのスタッフさんがすごくいい人で、お名前は聞かなかったけど華奢でモデルみたいな感じの黒人女性。
バッグ一つしか買わなかったのに、
「他にも免税品が沢山あるから、一番大きなショップバッグを頂戴」
とお願いしたら人ひとり入る位大きいバッグに入れてくれました
ちなみにローマのGUCCIでは拒否されました。w
ありがとう~
それからPRADAやらDIORやらLVなどを一通り廻ってタクシーでホテルへ。
最後の晩餐なので1人で近くのレストランに入って、大好きなフロマージュとかティラミスなどを戴きました。
明日は高級ショコラ店へゆきます。
そして帰国。。