ごきげんよう。
また続きを書きます
2月9日(t)
もしかするとこの日が一番楽しかった日かもしれません。
この日は昨夜飲んだワインのせいで珍しく9h爆睡。
午前中にフィレンツェ市街へ。
ミケランジェロとかドゥオモなどを観てフリータイムになり、また何故かドゥオモに上る。
それがエレベーターとかそういう機械的なものが無く、260段くらい(多分)の階段を自分の脚で登るより他に手段が無かった。何段って口で言うのは本当に簡単だけど実際見上げればエンドレスにstep step step
で、走っても居ないのに呼吸は乱れるし気持ち悪くなるし膝は爆笑するし、心臓破りとはこのことだと身を持って知った。永遠にこの階段は終わらないのではとさえ思った。
でも無事に階段は終わって頂上に着けた♪
月並みな表現しか出来ないのが本当に情けないけど、眺めは本当に最高だった。
地上を歩いている人や車が塵のように見え、揃ってオレンジに彩られた家屋やチャペルの屋根に埋め尽くされていた。それ以外の色は白い壁以外無かった。(と思う)大きな建物の壁にはモンブランの広告があり、少し霧がかった限りなく白に近い青い空が広がっていた。
その後そのメンバーでレストランに行ってpizzaとパスタを戴きました
この為にこの国に来て本当に良かったと思えた瞬間でした。
あと大好きなティラミスのジェラートも戴きました
もうね・・・あの味もこれ以上の味もこの国以外で出せる処は無い(はず)。
どう考えてもあの小さなコーンに乗せるには多すぎるくらいのジェラートも此処だから許せるという感じです。
以前書いたようにイタリー人に絡まれたのがこの日の夕方でした。
今となってはもう笑い話になりますが、そのときは全くワケがわからなくて
「このままフィレンツェのアンダーグラウンドに引き込まれるのかも・・・」
となんとなく思っていました。これからは海外でむやみに他人を信用しないよう徹底して気をつけようと心に誓いました
ホテルに戻って昨日行ったバーに行こうとしたら他の人も連れてってと言うので皆で行くことに。
あんまり大きくない店だから大丈夫かなー?と思って行くと、2Fのリストランテを貸切にしてくれた。
でもあたしは下でスパークリングを飲むことに。
バーテンダーとドゥオ
モに登ってめちゃ疲れたとか明日はアウトレットに行くのとか色々話して、今日が最後だから一緒に写真を撮って貰った。そしたら急に「よろしく!!」とか言って凄く優しくしてくれた。
イタリーのバーは立ち飲みが基本で、テーブルにつく場合は立ちの1.5倍の料金がかかるというシステムになっているので、あたしは大体立ち飲みをしてたのです。すると彼が「お金はいいから座って座って」と言ってくれてお洒落なランプも持ってきてくれた。
てんきゅー
座って飲んでいると前の席にチャイ人家族(4名)と思しき男性があたしを見て
「あの子は中国人かな?日本人かな?」
と話しているのが聞こえた。
ここで黙っていたらこの日が一番楽しかったとはいえないでしょう。
勿論私はこんな時に黙っている人間ではございません。
「あたしは日本人よ。」
するとその男性の妻らしき女性が振り向いて「あら、そうなの?」とか言ってそこからマシンガントークw
チャイ語は名前と年齢と大学生だってことと出身と家族構成くらいしか言えないし何しろ語彙力が弱すぎるから、殆ど筆談。
彼らは北京の人で、お子さんがイタリーの大学にいるので旅行で来たそうで、日本にも何度行った事があると話していました。北京に2回行った事があると話したら「どうだった?」とか「何が美味しかった?」とか、
他にどんな国に行ったの?とか中華街は高いよね、とかトイレが怖かったetc
どうしてこんなに話題が尽きないのか不思議でしたが、こういうことがあるから旅行っていいなぁって思います。食事つきのツアーにしていたらこの経験は出来なかったでしょう。多分だけど褒められた?し、日本語以外の言葉を話す人と意思が疎通できることはやっぱり(cmじゃないよw)プライスレスだと感じました。
それにしてもイタリーでチャイ語を使うとは思いませんでした。
>ほうそうきょくちょうさま
私も一人旅なんてコレが初ですw
そういえば一人旅したこと無いなーと思って行ってみたのです。
時間のある今のうちに行っておこうと思って。。
ちなみに次は中東を考えています。