今日、チャイ語の授業中に雑談したことで考えさせられたことがあります。
某民放で放映されていた、巨漢を特集したTVについての話題になりました。
太りすぎて部屋から出られなくなったとかそういう人をスポットに当てた番組です。
私は興味が無かったので見なかったのですが、そういう人に対しては
「太りすぎて周りに迷惑をかけるなんてとんだ怠け者だな」
という感想しか持っていませんでした。
そこに先生が雑談に加わって
「ああいう番組は腹が立つ」
という話になりました。
発展途上国に対してはあれこれ禁止したりする一方で、先進国が全体の80%もの食料を占領している。
巨漢の人がただ無駄に食べ過ぎていることは、世界の貧しい国の人の食料をなくすことにつながるのかもしれないのです。
米国で、ハンバーガーを食べ過ぎて肥満になった人がハンバーガーショップを相手取り裁判を起こしたというニュースを聞いたことがあります。また、肥満の人たちが
「肥満の人を中傷するのは人権侵害だ」
と主張する団体があるということも知りました。
日本は先進国です。
これは私の持論ですが、戦争に負けたもののアメリカの事実上の植民地となって現在の日本があるのです。
毎食食べたいものが自由に食べられる。食べたくないものは残せる。
「食わず嫌い」なんて言葉もある。
クルマなんて走ればいいのに、次々ニューモデルが出て買い換える。携帯電話も同様。
あたしも、食事のときによくごはんを残す。たまに食材をダメにして捨てることもある。
安いからと必要も無いのにものを買ってしまうこともある。
シーズンごとに洋服も買い換える。クツもいくつか揃える。
あたしは日本で生まれてよかったと心から思う。
年金問題やらなんやらを考えると、これからも日本に住みたいとは断言できないけど。
今更分かったことじゃないけど、豊かさであることを当然だと思っちゃいけないんだね。