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たかG

その日の気分でよもやま話。お寺特に禅寺の空気感が好きですが、
占い・おみくじ・御朱印・お守り・パワースポット等などは興味なし。投資や安易な金儲けも興味なし。アルコール飲むのも酔っ払いも大嫌い。

いささか古くなってしまいましたが

3月2日大安寺の仏像を見に東博へ

鶯谷駅(山手線高輪ゲートウェイに次いで乗降客2番目に低い)

東博

  

重文のエントランス

  

所蔵国宝89点 重文648に加えて

寄託品の国宝54点と重文262点

 

撮影可です 

四天王 多聞天  

 

持国天

増長天

広目天

聖観音

不空羂索観音

楊柳観音

全て一木彫りです

お花見

久しぶりにリニューアル後の科博へも

 

 

 

 

ここからは10年ほど前に奈良のホテルから自転車で西ノ京まで

行った際途中にある大安寺に寄った時のものです。

真言宗大安寺

開基は舒明天皇で蘇我蝦夷が権勢を欲しいままにしていたころなので

奈良時代創建。日本最初の官寺百済寺が前身で

平城京遷都に伴い現在地に移転し大安寺と号する。

大仏開眼の菩提僊那や空海が別当を務めたり日本仏教史上

重要な役割をしてきたが

平安時代以降は度重なる火災や地震で堂宇の殆どを失い

かつての隆盛を回復することなく忘れ去られていきます。

現在の堂宇はすべて大正時代以降に建てられたものです。

 

大安寺は南都七大寺の一つでその寺域は六丈大路の南側にも伸び、

東西3町(一町109m)

南北5町に及ぶ広大なであった。

東西に二基の七重の塔があり基壇は21mの正方形で初重は12m。

興福寺の五重塔の初重は8.25mなので

如何に壮大なスケールであったかわかります。

大安寺南大門

笹酒祭りに使う竹筒

今回東博に出張してきた仏のお住まいはここです。

撮影不可だったのか遠慮したのか、内部の写真は無し

七重の塔

復元模型

現在の南大門から南へ100m程の所にある八幡様

七重の塔跡はそこから50m

なので復元図と現在の位置は随分変わっていますね。