年に数回行っていたトーハクもコロナのせいで
完全予約制になってしまいそれが面倒で
足が遠のいていましたが解禁になったので
4年ぶりに展示された江田船山古墳の
銀象嵌銘太刀を見に出かけてきました。
曇ってはいるものの時々出るお日様で暑い
彰義隊の墓
寛永寺を作った天海さんが京都の清水寺を模して
作った清水観音堂
上野大仏
この地に屋敷を構えていた村上藩の堀直寄が戦死者の霊を
弔うために作った大仏でしたが
地震や火災で何度も壊れて修復を繰り替えし、
明治の廃仏毀釈の後
上野公園を作る際大仏殿は取り壊され
関東大震災で頭部落下。寛永寺に保管されていましたが
頭部を除く部分は金属供出で鉄砲の玉に。
昭和42年大成建設がこの地に薬師三尊像を祀る
パゴダを寄進。47年に寛永寺に保管されていた
頭部をレリーフとして安置され
「これ以上落ちない」合格祈願として
人気になっています。
お化け灯篭
とにかくでかい
東照宮
家康から「自分の安住の地を作ってくれと」
頼まれた藤堂高虎が屋敷内に造営した東照宮。
芝・日光・久能山とで四大東照宮の一つ。
金箔は剥がれ透塀は進駐軍兵士に持ち去られたりして
国宝から除外されてしまいましたが
2009-2013年に完全修復され往時の姿が蘇りました。
昇り龍と降り龍は左甚五郎の作
拝観料500円で入れますが内部は非公開です。
トーハク
70歳以上は無料ですが、
年間パスポートを
買うと特別展のチケットが3枚付いてくるので
会員になっていました。
有料の頃は来ると
全館くまなく歩きまわり1日中ここに居ましたが
今日は平成館のみ。
盛装女子埴輪
遮光器土偶
明治6年熊本県の江田舟山古墳から出土した
銀象嵌銘太刀
研磨した際に削れてしまい文字は不明な部分が
有ったのですが、
1968年に埼玉古墳群の稲荷山から出土した
鉄剣
と照らし合わせ
ワカタケル大王(21代雄略天皇)から下賜されたものと
判明。鉄を削り金や銀を埋め込んでいくのに
刀が反らないように含有量を変えているとか
あの時代にこれだけの細工ができるのは凄いですね。
今の技術をもってしても
どうやって作ったのだろうかと解明されていない
建造物の数々
便利すぎて古代の人たちよりも
頭が悪くなっているのかも