1.中退理由

 

私は中学を卒業し、推薦で私立高校に入学しました。

電子学科でしたが私自身電子関係に全く興味がなく、

ただただ毎日の学校生活を送るだけの日々でした。

 

 

そういった感じでだらだらと過ごしながらも、

高校卒業はしっかりと迫ってきます。

 

私は高校卒業後は適当に就職しようと考えていたのですが、親が

 

「大学は絶対に卒業しないといけない」

 

というものですから、

就職の道をあきらめて大学進学を決めます。

 

そこで私は通っていた高校からエスカレーター式で行ける大学へ

進学することになります。

 

 

学部はなんと「芸術学部」

 

 

なぜ電子学科の私が芸術学部に進もうと思ったのか?

 

それは「何となく面白そうだった」からです。

 

その大学は工学部が有名でしたが、

 

工学なんて興味がないし、かたっくるしいイメージがあったので、

何となく面白そうな芸術学部に進むことになります。

 

入試試験というのは特になく、面接のみで楽に合格することができました。

 

その後晴れて大学入学となります。

 

芸術学部がある大学はそこまで多くはありませんので、

県外から来ている人が半分以上を占めていました。

 

その為周りの友達のほとんどがアパートを借りて一人暮らしをしていました。

 

私は自分で言うのもなんですが、コミュニケーション能力だけは高かったもので、

入学から数日で多くの友達と出会い仲良くなることができました。

 

一週間の半分は家に帰ることなく、友達のアパートに転がり込んでいました。

 

大学生活はこんなにも楽しいものなのか!

 

と思い、この大学に進学してよかったと実感したのもそう長くは続きませんでした。

 

毎日興味もない芸術に関する講義を受けていく中で、徐々に

 

「周りと自分との芸術に関する知識の差」

 

「志の持ち方の違い」

 

に少しずつ焦りと不安を感じていったのです。

 

私と違い周りはしっかりと入試試験を受けてきていますので、

芸術に関する知識は豊富に持っている人達ばかりですし、

 

何よりも大学でしっかりと学んでいこうという気持ちが見えていました。

 

こういったことから私はただ大学生活が楽しいというだけの理由で、

 

「4年間も通う価値があるのか?」

 

 

「卒業して何か得るものがあるのか?」

 

と考えるようになり、

大学中退を決意することとなります。

 

高い入学費用は、もちろんのことながら親が払っていましたので、

親に中退したいと話すのはかなり申し訳ない気持ちだったのですが、

今の自分自身が考えていることを話したら、意外とすんなり了承してくれました。

 

2.中退後の人生

 

 

 

私はこの大学中退をきっかけに自分自身何がしたいのか?

ということを考えることになります。

 

もともと私は人と接することが好きでしたので、

今人材が不足している福祉系が自分に合っているのではないかと思い、

思い切って福祉系の専門学校に入学しました。

 

私が初めて自分で考えて行ってみたいと思った道です。

 

やはり自分の興味がある分野というのは、吸収率が違います。

毎日の講義が楽しくて、様々なことを自ら調べるほどモチベーションを上げて

取り組むことができました。

 

そして専門学校卒業後は福祉施設で働くこととなり、

現在は様々な資格も取得して楽しく仕事をすることができています。

 

3.中退を考えている人へ

 

大学中退というとかなりネガティブな印象を受けそうですが、

 

 

「決してマイナス要素だけがあるわけではありません。」

 

 

私は大学中退を決めて、

自分自身を見つめなおすことが出来ましたし、

やりたいことを見つけることもできました。

 

今、中退するかどうか迷っている方はまず

 

 

「今の大学で自分自身何を得ようと考えているのか?」

 

 

「そしてそれを実践することが出来そうなのか?」

 

 

というのを考えてみてはいかがでしょうか?

 

もしそういったことを考えても答えが出ない人は、

思い切って大学を中退してみるというのも一つの手かもしれません。

もちろん絶対に中退をオススメするわけではありません。

 

大学を中退するとなると、

 

せっかくの大学卒業という肩書を得ることが出来ませんし、

入学費や授業料などもパーになってしまいます。

 

しかし私のようにモヤモヤした気持ちで大学生活を送るよりは、

いい道を探すことができる可能性があります。

 

なんとなく大学を卒業して、大学卒業という肩書だけを得るというのも

いいでしょう。大学を卒業しているというだけで初任給にも差が出てきますしね。

 

結局のところ決めるのは自分自身です。

 

ただ後悔だけはしないようにしていきたいので、

決断をするときはしっかりとした強い意志をもってしていきたいですね。