ずっと忙しかったり、

体調不良なんかですれ違いだった親友と

数ヶ月ぶりに、お喋りができた。

 

それで、さいきんの私がいかに

疲弊していたかがわかった。

 

今日は久しぶりに職場に復帰して、

一応病み上がりだし、

夜、彼女から急な電話があったときは

晩ごはん食べた後で、

眠くて眠くて抜け殻になってて、

お喋りするパワーは無いかと思ったんだけど、彼女と喋ってるうちに、

だんだん元気になってきて、

最後にはゲラゲラ笑って、チャージされてた。

 

数日前、彼女はこんな写真を送ってきてくれてたんだよね。




今、世の中こんな状況で、

みんな不安になっているだろうから

こんな素敵なお花を見たら少しでも癒されるかな


って、みんなに送ろうと思ってこのお花のディスプレイを町で見かけたときに写真に撮って、送ってくれたんだって。


 

感動しちゃった。

 

 

うん。

そういえば、私は傷ついてたんだな。

 

 

コロナウイルスが怖いとはあまり思わない。

でも、急にこんな事態になったことにショックを受けてた。

 

突然、トイレットペーパーが町中、

どこのお店にも無くなっちゃった。

本当に、どこにもなかった。

 

教科書で見た、

「戦後」のオイルショックみたいに。

 

トイレットペーパーなんかを買うために、

日曜日の朝、早起きをして

スーパーの開店を待たなければいけなかったことに。

 

日本人が、 町の人たちが、

信じがたいデマのために、

こんなことを一晩で起こすなんて。

 

普段通り買っていれば、

すぐに無くなっちゃうことなんて無い。

 

そんなことが考えられないなんて。



 

病院に行ったら、患者さんは誰もいなくて、

私だけだった。

 

今どういうシステムになってるのかよく知らないけど、普通なら混雑してるであろう季節の病院の待合室がガランとしていて、


医師は私と距離を置いて話し、

 

こんなご時世だから、

単なる風邪だったとしても、素人判断しない方がいいと思って

職場復帰のタイミングも相談したくて、

わざわざ病院に行ったのに、

その判断をしてくれることはなく、

「万が一」の後ろに潜む、重いボールは私に投げられた。

 

そういう、目に見えない

小さな意地悪のようなものに一気にさらされて、思っていた以上に、まいってたみたい。

 

 

彼女が、


みんなに見せてあげよう


と思って撮った写真。


そんな優しさに触れて、

久しぶりに、元の世界に帰ってきた気がした。



心の奥がどっと緩むみたいに、


ホッとしたのでした。

 

みなさまも、

癒されますようにドキドキ