英語に関わる記憶をたどっていて、

16歳でシドニーに留学したときのことを思い出していた。

 

 

現地の私立の女子校に通ったんだけど、

そこでは、drama つまり、演劇の授業があった。

 

色々とお題が出されて、

瞬発的に、感情を表現したり、体を動かしたり、

 

アドリブで会話を進めて、

観客の心をつかんだり、ジョークで笑わせたりしなければいけない。

 

この授業が本当に恐ろしかった。

 

言葉ができないので、

ぜんぜんついていけない上に、

 

純日本人育ちで、感情は隠すもの、

教室では大人しくしているもの、

と教育された私には、

 

感情を身振り手振りで伝えるということができなくて、いつも吐きそうなほどに、緊張していた。

 

ある日、この授業で、

みんな輪になって座って、

ランダムに、Aさんがある言葉を言って、別の誰か、例えばBさんに当てたら、そのBさんは、

輪の中央に出ていって、そこでその言葉をジェスチャーで表現しなければいけない。

 

というゲームが行われた。

 

どんどん進んで、みんなキャアキャアと盛り上がってる中、私が当てられた。

 

言われた言葉が分からなくて、

でも時間制限があるし、

テンポよく進み熱気のある空気の中、

聞き直しても、また聞き取れなかったらどうしようと思うと、聞き直せない。

中央に出たけどどうすればいいか分からなくて、棒立ちになった。

 

それで、何か、言葉の中に

 

ボード

 

という音が聞こえた気がしたので、

恐る恐る、

スケートボードに乗っている動作をしてみた。

 

 

そうしたら、どっと、大爆笑が起こった。

 

She is skateboarding!!!!

 

そのお題を出した女の子が、

可笑しくてたまらないという感じで

私を指差して叫んで、

 

女の子たちはみんな

腹を抱えて笑った。

 

戸惑う私に、そのお題を出した子は、

 

I said, 

“I’m writing the board.”

 

'Writing'  'board' よ、分かる??

 

 

と、ジェスチャー付きで教えた。

 

 

彼女が出したお題は、

 

「私は黒板を書いている」

 

だったのだ。

 

私は恥ずかしくて恥ずかしくて、

自分の場所に戻って、小さくなって座った。

顔が真っ赤になってるのがわかって、泣くのを必死で堪えた。

 

 

ちょっと、口語的なフレーズだと思う。

日本語で考えたら、

 

黒板「に」(何かを)書く

 

と表現されそうなところ、

 

黒板「を」書く

 

という言い方になっている。

 

I’m writing the letter.

 

と同じ言い方になっていると考えれば

分かりやすいかな。

 

 

そして、

 

 

「スケートボード」って、

動詞になるんかい!!

 

という衝撃を

学んだ瞬間でもありました。

 

 

 

これは、もう、

最高潮に辛かった思い出なのですが、

 

生きた英語って

こんな風に、体に浸透していくもんなんである。

 

べつに辛い経験である必要はないんだけどね。

 

 

みなさんも、もう忘れないでしょ?

 

She is skateboarding.

 

 

こうやって、新しい扉は開いてく。

突進するのみなのですドキドキ

 

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