昨晩、夜中に不安や焦りで目が覚めた。
お金の不安です。
お金に限らず、たまにあるんだよね。
ふだん考えていなかったことが、
ふと夜中に浮かび上がる。
それで、ああ、私って
これが今、不安なんだ、とか、
逆に、私って、これが嬉しかったんだ
ってことが分かる。
お正月に帰省したとき、母に言われたんだ。
私のために支払ってきてた保険を、今年から自分名義にして自分で支払いなさい。お母さんももう年だから。
7年前くらいだったかなぁ。
最低限の保険くらい入っておいた方がいいからって言われて、
でも、その頃、勤めてた会社も傾いてお給料が少なくなってたし、
奨学金も返済中だったしで、
母が決めて、母が払ってくれてたんだよね。
その後もずーっと私はお金の無い子だったので、仕方なく、母が払い続けてた。
私としては、自分の意思で入った保険でもなかったし、収入はどんどん減るしで、とても余裕が無かったので、そのまま放っておいた。
自分の保険を自分で払うなんて、
当然すぎるくらい当然で、
こんなこと書いてるの恥ずかしいんだけど、
一時はお給料が手取り10万円とかにまでなって、そこから家賃(4万3千円)、奨学金返済(月3万)、電気ガス、携帯、、と一式支払ってたので、実際とても保険なんて払ってる余裕なかったのです。
ほんとに、よく生き延びたと思う。
で、それをね、とうとう
ええかげん自分で払え〜〜!
となったという訳。
はい。当然の話です。
なので、もちろんすんなり了承しました。
これまでどうもありがとうございました、とね。
でも、一方で、
ショックも受けていたんです。
手取り10万からは脱したとは言え、今だって、手取り13万円程度。
ギリギリなのです。
そこに、毎月プラス1万の出費。
この、
毎月プラス1万円が、
今の私にとっては、
ズシッ
とのしかかって、
それを母に言い渡されたとき、
心に緊張が走った。
手取り10万円で奨学金返済してたときの
手足を縛られるみたいな恐怖が甦ったの。
その頃、
諸々支払ったら自分の手に残るのは3万円。
それで、食費とか、ふだんの生活を賄う。
切り詰めて切り詰めて。
まず、食べ物が優先。
雑貨屋さんをのぞいても、
まず、買う対象にはならない。
でも、可愛いものを目にしたくてよく覗きに行った。
外食すると一気にお金なくなっちゃうから
飲み会はなるべく断ってたし、
しょっちゅうご飯だのお出かけだの誘ってくる人とか、なんかもう、呪いたくなった。
その頃は、お金が無いことが恥ずかしかったし、何かあるごとにお金の話を出すのは品が無い感じがして、自分がそんなことになってるのをなるべく隠したくて、それもしんどかった。
そーゆう恐怖全体を、体が思い出した。
ちなみに、今は貧乏なのも、困ることはあっても、恥ずかしくない。
憐れんだり、こっちが困る状況を作る鈍感な人は大抵、親元を離れていない。親じゃなくても、何かに依存し続けてる。
あなたも早く自立したら?って思うだけ。
その時、恐怖を感じたのは一瞬で、
そのあとは忘れてたんだけど、体はちゃんと記憶していて、昨晩、その恐怖を見せてきた。
怖かったんだけど!
って。笑。
そして、体がそんな風に記憶するほどにショックを受けたのは、そこにはある種の暴力があったから。
だって、母は、
私の今の経済状況を知ってるんだから。
知った上で言っている。
というか、
知ってても、分からないんである。
手取り13万円でやりくりするのがどういうことなのか。
その状況で、毎月1万差し引かれるのがどういうことなのか。
分からないというか、
見ない。
その、「見ないふり」に、
パンチを受けた。
その保険料を払うとキツいのは明らか。
でも、あなたの経済状況は知らない。
あなたが支払うべきものを渡すだけ。
支払いたくない訳じゃない。
他の人に支払わせたくもない。
自分のものは責任持ちたいし、
なんなら家族みんなの分までパーッと支払ってあげたい。
でもさ、今まで必死にやってきたけど、たどり着いたのはこの場所だったの。今はね。
うちの母は、こういう事がたまにある。
お金に対する手触りのイメージが無い感じ。
高度経済成長でお金に恵まれた世代ってこともあるのか。。?養われてきたからなのか?
まあ、とにかく、
母には悪気はなかったのかも知れないけど、
いや、むしろ、今までずっと母が払い続けたんだから、感謝しろよな
ってとこだと思うのだけど(笑)
そのパンチを、体はしっかりと覚えてて、
あれ、悲しかった!!
あれ、悔しかった!!
あれ、怖かったぁ!!
と涙ながらに訴えてきたのです。
夜中に、心が苦しくなって、
葛藤と、怒りと涙で眠れなかった。
朝、まだ不安は残っていたけど、
そもそも、自分の保険は自分で払うものなの!
と、甘い自分の心に言い聞かせて、
月1万円なんて、払っても払わなくても変わらないってくらい、今からどんどん豊かに稼げるようになれば問題ないじゃん。
って考えるようになれたら
気持ちが落ち着いた。
そして、朝、不安になってたから、
Happyちゃんの動画を適当に探して聴いたら、
ちょうどこんな話だったんだよ![]()
そみさんのブログでは、こんな話。
応援だ![]()