今まで、ここのブログには、余り旅の記録は書かなかったけど
癌の告知を受けて 「最後になるかも知れない」との思いから、
一昨年、思い切って遠出に出かけた 三重県の「赤木城跡」。

兵庫県の「竹田城跡」が、東洋のマチュピチュと呼ばれて(?)
有名だけど、、、、、
人知れず ひっそりと佇むもう一つの「マチュピチュ」。。
三重県の尾鷲に近い所で、山中の難所の為訪れる人も少ない。。
途中、「大滝ダム」や「大迫ダム」の管理事務所に立ち寄り
「ダム・カード」の配布を受けながら。。。。

このルートは、以前の私の「源流キャンプ」エリアの為
青々とした樹木と川の流れに癒されながら「走り(笑) 」を
楽しんでいたルートだけど。。。。
今回の走行は、どこか気分的に以前と違う・・・
迎えてくれる山と川が、何か私に語りかけてるような気がして。。
「別れじゃないよ!」とか「又、来るんだよ♪」とか・・・
自分でも、周りの景観よりも、「山あり谷あり」だったんだなぁ~
・・・・と!
北山村に入ってからは、私にとって未知のエリア。。。
車のすれ違いは一切出来ない 険しい山間部の走行。。
さすがに、道との格闘で、頭の中は「無」に近い。。
30分程、狭路との格闘の末、山頂付近の開けた場所に到着。。
車も無ければ、音も無く、人の気配すら全く無い。。。
唯一、「國史跡 赤木城跡」の看板が。。。
到着だった。。。
家を出て、5時間と少し。。。
途中休憩は、ダム・カードを貰った時の駐車のみ。。。
歴史に疎い私は、赤城城跡の歴史的背景には余り興味はなく
佇む景観と、「いにしえの人々」の空想。。。。
そして、、、今回は、今ここに居る自分の存在。。。
「来る事が出来た!」「何の問題も無い!」「以前と変わり無い
では無いか!」。。。と呟いている私が居る。

一昨年の事なのに 保管していたかのように生々しく
心のざわめきが蘇る。。。
そして、、、それから一年が経過しようとしている。。
私は まだ、、、、生きている。。。
今、我、何を成すべきか。。。。
「絶体」の「今」に、、「最善」を尽くす・・・しか!。。
私には 伝え残している事がある。。。。。
私には、見守ってくれる「縁」が存在している。。
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