ken







遅刻しました。サトミケンです。
音楽遍歴……。う~ん、非常に煩雑なネタだなぁ。
思い出せるだけ書いてみますけど、
幼稚園:フィンガー5
小学校:RCサクセション
中学校:ローリングストーンズ→ドアーズとかベルベット・アンダーグラウンドとか→オレンジジュースほかネオアコ全般
高校:PIL→ザ・スターリンとかじゃがたらとかjapインディーズ
大学:フリッパーズ・ギターとかカヒミ・カリィとか渋谷系全般
で、フランス・ギャルを発見して、この人が僕の神になりました。

倉鳩沙樹さんとはAMサウンドの、特にクロディーヌ・ロンジェを媒介に手を結ぶことになって、
倉鳩久美さんとはストーンズ、ストレイキャッツおよびブライアン・セッツァーの暗黒のアメリカを媒介に共闘関係に入りました。

delsol
フランス・ギャル教の信者としては、現在、もっとも信奉しているミュージシャンは、もちろんex.the bristols(ブリストルズ)のFabienne Delsol(ファビエンヌ・デルソル)嬢です。人類の中でもっとも魅力的な“声”の持ち主だと思います。

ところで、先日出ましたshing02の新譜。僕はイイじゃないのと思ったんですけど、ファンのみなさんの評価が辛くて「ふ~ん」と思いました。モノヅクリって大変ですねぇ。

kumi






 
コンバンワ。クミです。

 ↓の姉の記事を要約すると、「幼少期にカーペンターズに反応した自分はセンスがよくてポップスの本質をすでに見抜いる子どもだったが、ビートルズに反応した妹は通俗的で頭が悪い」ということになるようです。コロス。

 私はビートルズに入れあげたことはありません。ただ彼らの音を通じてイギリスのバンドサウンドの匂いを知っただけ。私が最初にのめり込んだのはローリング・ストーンズで、小学校の5年生のときでした。それから中学2年生まで、ストーンズ以外の音楽は聴きませんでした。「裏切ってはいけない」みたいな変な強迫観念とともにキース・リチャーズを愛してました。

 ストーンズを聴き尽くした後は、定番コースだけど、ザ・フー、キンクスと60'sのブリティッシュ・ビートバンドをたどって、それらも聴き尽くすと、ちょっと時代を下ってお決まりのピストルズ、クラッシュ、ジャムといったパンク連中を通過、で、ネオアコ、海を越えて極東に帰ってきてフリッパーズ・ギターとその後の展開、クルエルレーベル周辺……ってな感じで、ま、確かに典型的な頭の悪いロック少女だったわけです。

 要するに子どものころからずーっとイギリス一辺倒、あるいはイギリスのギターポップのコピーみたいな国内のバンドばかり聴いていたわけで、アメリカの音にドップリとハマったことはある時期まではまったくなかったんです。

stray cats
 ところがある日、ストレイキャッツを聴いてしまったんですね。ジェットエンジン付きのラブレー、じゃなかった、原子力エンジン付きのリムジンって感じで、なんか地面から3センチくらい浮いて突っ走ってる感触。なんか、アメリカのポップスの歴史をモチーフにしたマッドサイエンティストの実験みたいに思えた。アメリカのもっとも楽天的な明るい部分と、呪われた、血塗られた、汚れきった合衆国の暗部を同時に象徴してる。そして、なによりもエレガントなブライアン・セッツァーのギター。

 それからはアメリカ南西部の音楽を巡る旅に出たんですけど、その後を話すと長くなるのでもう寝る。

saki






 こんばんは。サキです。
 Please allow me to introduce myself といった感じで、悪魔を憐れむ自己紹介代わりに、各自がそれぞれの音楽遍歴をつづることにしよう、と勝手に決めました。私が模範を示すので、クミ、サトミさん、従うように。

 私が小学生のときから現在まで、ずーっと聴き続けているのはパンクでもガレージでもネオアコでもモンドでもラウンジでもなく、カーペンターズです。親の影響で我が家では常にビートルズとカーペンターズがかかっていて、子ども時代の私はカーペンターズに反応し、妹のクミはビートルズに反応しました。

 私はビートルズをいまひとつ好きになれず(なんかあの独特のコーラスが気持ち悪かった)、大人になってからも苦手なままです。

 一方、カーペンターズの魅力からは今も抜け出せていません。
 中学生になってから、カーペンターズがA&Mというレーベルに所属していて、あの独特の音づくりはレーベルの特徴でもあるということを知り、A&Mの作品を積極的に聴きました。セルジオ・メンデスとかハープ・アルパート、そしてもちろんバート・バカラックなどなど。で、今のようなラウンジ、というか、イージー・リスニングおたく的なリスナーになってしまったわけです。

carpenters
 「カーペンターズ好き」は、得てしてキレイめなポップスを好む人と思われがちで、ともすれば「じゃ、ユーミンとかも好きなの?」などと屈辱的なことを言われてしまうわけですが、私にとってカーペンターズの「美しすぎる楽曲群」は、恐怖の対象でした。
 カレンのあまりにも美しくて、清らかで、正しい歌唱は、なんかこう、必死で「アメリカは美しくて正しくて強い国家である」と信じ込もうとしているガールスカウトの少女、といった感じで、ちょっと恐い。その優等生的なガールスカウトの少女が、実は(当時の)アメリカがベトナムで行っていたことを熟知していて、それでもなお「ユートピアとしてのアメリカ」を命がけで体現している、という感じが、さらに恐い。
 「米語」をあんなに正しい発音で美しく歌ったシンガーはほかにいませんが、カレンの「米語」はまるで「存在しない理想のアメリカ」の言葉のように響きます。
 里見健は「カーペンターズとカンズ・アンド・ローゼスは似てる」と常々主張しているんですが、私も本当にそう思います。「アメリカを歌った」「アメリカを歌うしかなかった」という点において、とても似た匂いがします。

 西部だけじゃなくて、東部の話、ハーパース・ビザールなどのバーバンクサウンドのお話などもしたかったんですが、眠いので寝ます。