私は睡眠に関する相談を多く引き受けています。
もともと眠れないという悩みで相談に来られる方も多いですが、他の悩みがあって、その延長線上で不眠や中途覚醒になってしまう方もいます。
いずれにしても眠りに関する問題は心理的・精神的なものと深く結びついています。
逆に言えば、心理的・精神的な問題を取り除いてしまえば、それだけで睡眠の問題の多くは解消出来てしまいます。
例えば「一日に○時間寝ないといけない」という思い込みを持った人が結構多いです。
時間は人によって差があるものの、自分で思い込んだ時間に足りないと、頭の中で「今日は寝不足だ」と自分に言い聞かせてしまっているのです。
すると脳はどんどん「今日は寝不足」という情報に当てはまるように、体を疲れさせてしまいます。
同じように「私は寝付きがよくない」といつも言っていると、脳はどんどん寝付きを悪くしてしまいます。
ある意味、悪い自己催眠を掛けてしまっているのです。
ならばどうすればいいかは簡単です。
普段から目覚めると「スッキリした」「今日はよく寝た」と元気に起きることです。
寝る少し前からは「今日はすぐに眠れそうだ」という風に言い聞かせることです。
また、多くの不眠で悩む人も、休みの前日は普通に眠れたりします。
これは普段は「早く寝ないといけない」というプレッシャーがあり、それによって逆に眠れなくなっているのです。
気楽に「もういいや、明日は徹夜して行こう」などと思った途端に、眠れてしまったりする事も珍しくありません。
これも考え方一つです。
単純なようですが、繰り返し練習して、本当に自分でも信じられるようになれば、かなり効果があります。
毎日の習慣としてぜひ試してみてください。
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