御行奉為 -446ページ目

逃げる男

前に書いた通り、私の仕事は飛行機の整備だ。

仕事中には航空騒音で会話が出来ず、手信号での合図で会話をする事もある。

今日は経験の浅い青年と一緒のクルーだったのだが、うるさくて会話が出来ない時に、ある道具を所定の場所に片付けろ。と、指示したのだが、勘違いして別の物を持って行ってしまった。

私の指示が至らなかったのだろう。仕方がないので、本来持って行くべき物を持って追い掛けた。

すると彼は、私が追い掛けているのに気付いたんだが、何を思ったんだか私から逃げる様に走り始めた。

おぃぃ!逃げんな!こっちだこっち!これを持って行けっってんの!

追い掛ける私。逃げる彼。

結局、その道具を持って行くべき場所まで追い掛け続けた。

私が「なんで逃げてんだ?お前?」と聞くと、「や、ちんたら運んでるんじゃねぇ!って叱られてるって思い、一生懸命走って運びました!」との事。

コミュニケーションって難しいと思った。そんなに怖い顔してないと思うんだが。

黄色い風

私の仕事は飛行機の整備である。

故に職場は飛行場にあるのだが、飛行場と云うのは広い。

この季節は花粉が多く、花粉症の身には辛いものがあるのだが、屋外での作業を止める訳にもいかず、マスクを付けて頑張っている。

前述の広いと花粉に繋がりがない様に思えるだろうが、これがあるのだ。

飛行機が前に進む時は、ジェットエンジンの出力を上げ、その排気の勢いで前進するのであるが、それが広い飛行場の駐機エリアの地面に積もった花粉を巻き上げ、黄色い色の風となるのだ。

その黄色い風が、向きによっては我々に吹き掛かって来るのだ。仕方ないとは云え、なんかイジメを受けているとしか思えない。

単なる愚痴なんだが。

ひょっこりひょうたん島

今日は、昼風呂を決め込んでみたのだが、天気も良いので自然と鼻歌など出てくる。

そこで出たのが、人形劇ひょっこりひょうたん島の歌であった。ただコレ1度もちゃんと見た事が無いんだよね。

子供の頃大ヒットしてたんだが、どうしても見る気にならなかった。

だって、あの人形達がどうにも恐ろしかったのだ。極端にデフォルメされている割に、妙に生き物っぽい存在感。どうにも受け付けられずに、その後に続くNHKの人形劇シリーズの全てを見なかったのだ。

同級生にはアレが好きな人が多く、話題に上る度に、「あれ超面白いよねー」などと話を合わせていたが、見ていないので、面白いかどうか分からない。

同級生達は否定しなかったので、きっと面白いのだろうが、私の純粋な感想は「気持ち悪いよねー、アレ」であったが、当然口には出さない。バッシングを受けるのが確実だからだ。

特に意味の無い話だが、ふと思い出したので書いてみた。