先日の記事の続き。
つわりが来る前に、つわりを予防する方法はないのだろうか、と自分なりに考えている。
つわりの原因は明らかになってはいないとはいえ、よく見るつわりの原因の有力説は、以下のようなもの。
①妊娠による環境変化やストレスにより、自律神経が乱れるため
②妊娠すると分泌が増えるホルモンの作用
③母体が胎児を異物としてとらえてしまう拒否反応
③については、「母胎が胎児を異物として排除しないように、母胎の免疫力を下げるためにわざと食べられないようにして母胎を弱らせる」という説明をネットで見かける。でも、その論理では、母親の生命が脅かされることが胎児の生命維持には望ましい環境、ということになり、生まれた瞬間から母親を必要とする哺乳類の性質に矛盾する気がする。また、拒絶反応の最終目標は体外への排除だから、もし③が正しいなら、免疫力の強さと流産率、または、つわりの強さと流産率になんらかの相関があるはずだが、実際にはつわりは胎児には影響がないとされている。
だから私には③は科学的な説明というよりは、つわりを前向きに捉えるための方便のような気がしてしまう(エビデンスがあるなら知りたい)。
私が思うに、つわりが始まる時期は、妊婦の体の中で急激にホルモン値が変化している時期と一致しているので、妊娠によるホルモン変化に影響を受けているのは確からしい、ということ。
そして、食欲不振、めまい、吐き気、嘔吐といった症状は、そのホルモンの急激な変化が自律神経に影響を与え出てくる自律神経失調症状である。
だから、私なりに つわりになりにくい人 というのは、
ホルモンの急激な変化があっても、自律神経系には影響しない人、すなわち、ホルモン変化によるストレス耐性が強い人 だと考えている。
自分がホルモン変化に強いか弱いか、というのは、ある程度事前に知ることができる。
例えば
● 月経前症候群・月経困難症になりやすいかどうか
生理前に、生理痛のみならず、吐き気
、便秘
などの身体的症状やイライラ
や憂うつ
などの精神的な症状が出る場合は、女性ホルモンの変化に影響を受けやすい
● 仕事や人間関係のストレスで心身に影響を受けやすいかどうか
極度のストレス状態が続くと心身に不調となって現れる人は、コルチゾールなどのストレスホルモンの影響を受けやすい
これらに当てはまる場合、妊娠した時に出るホルモン変化にも影響を受ける可能性がある。
逆に、過去にPMSを改善した経験があったり、仕事のストレス対策が日頃から身についている人は、つわりの事前予防につながっているのではないか。
ちなみに、私は、PMSを克服した経験もあるし、仕事のストレス対策も日頃から行っている。だから、自分はひょっとしたら、つわりは軽く済むのではないか、と期待している。
ちなみに、つわりはまだない (週数もまだ浅い)
今のうち書きたい放題書いて、後でつわりが来たときに自分のブログを読み返して「やっぱり甘かった」と笑い飛ばすのもアリだと思って記録している
ホルモン変化に影響を受けない体質って何だろう?(続く)