外国人旅行客が減ったから飛行機のチケットあげます、ってちょっと短絡的じゃないですか?

原発事故で観光客が減ったんだから、原発事故の後始末をするほうが先だと思うのですが・・・

根拠のない恐れが広がっているんだとしたら、各地の放射線量を出して問題ないレベルだと言えばいいと思うんです。

原発の爆発の衝撃的な映像が広がっていて、日本が広く汚染されているとおもわれているんだとしたら、爆発の詳細を公開して、どの程度の放射性物質が、どの程度ひろがったのか、そのことを詳しく説明し、汚染のないところならまったくもって安全だ、というアピールをすればいいんです。

そういう説明は、日本国内にいる人間にむかっても、まだはっきり行われていないから、政府は不信がられるわけです。

3月21日に放射線量が急増したということの説明は無く、爆発に伴ってどれくらいの放射性物質が飛び散ったのかの説明もなく、そのシミュレーション結果の発表もなく、そんな状態で観光客が来るでしょうか?

チケットばら撒くお金があったら、今なお放射性物質を飛散しつづけている原発の処置と、高濃度に汚染されてしまった場所の除染、仮設住宅の寒さ対策などなど、お金を使うべきところは山ほどあります。

外国人観光客を呼びたいのかもしれませんが、まずはお金のかからない手段を考えるべきでしょう。

手続きの簡素化なども検討できるのではないでしょうか?