バルセロナで闘牛終了とのこと。闘牛はスペインの文化なのですが、命を奪うことを見せ物とすることに抵抗がある人の存在も理解できます。いかに文化といえども、それが絶対的に守られるべきものでは無いでしょうから、この闘牛禁止の措置は仕方ないことではないかと思います。

動物愛護団体が集めた署名がきっかけのようで、どういう団体なのか気になります。署名は18万人ということで、多いのか少ないのかよくわかりませんが、闘牛禁止させたい人がそれだけいるという事実は無視出来なかったのでしょう。結果的に18万人という数はそれなりの多さがあったと思われます。

日本でもクジラ漁が動物愛護団体の反対で圧力を受け、調査捕鯨がおこなわれる程度になっています。闘牛と捕鯨は「食」という意味で異なるので、同じくくりで議論できないと思いますが、似たものを感じます。

そして素朴に疑問に思うのは、署名をした18万人は牛肉を食べるのでしょうか? 牛肉だけでなくブタや鳥はどうなのでしょうか? 見世物と食べ物は違うという理屈でしょうか?

そのへんはっきりさせて欲しいものです。日本の調査船に妨害行為をし逮捕されたグリーンピースのメンバーが、肉も普通に食べていたという報道があったので、なんか主張と行動が矛盾しているなあと思ったことがあったので。結局は動物愛護団体は、動物愛護が目的では無く他に目的があるのでは?という疑問が拭えません。じゃあ何が目的か? スポンサーの出資が目的かなと推測する次第です。あくまで推測ですが・・・