iMac以来、その製品の魅力によってファンを獲得し続けてきたアップル。おそらくジョブズ氏の影響がかなり大きい物と思われます。

一方、すでに病気がちなジョブズ氏が、アップル社内をすみずみまで仕切っているわけでもないだろうと、予測できます。

となると、今の段階でアップル社内での影響力は、ジョブズ氏とジョブズ氏以外の方々でどのくらいの割合で持っているのだろうか? というところが気になります。

もしジョブズ氏が大きな影響力を持ち続けていたとしたら、今後アップルが出す製品のクオリティが気になるところです。もし、すでのジョブズ氏がほとんど影響力をもっていないんだとしたら、これから出すアップルの製品も、今までと動揺のクオリティが期待できると思います。

アップル製品を見ていて思うのは、そこにある強いリーダーシップです。過去の技術を容赦なく捨て、互換性もどんどん捨て、その時の技術で最適な物を作るその姿勢、これはWindows+intel には無いものです。Windowsにしろ、intelにしろ、過去製品との互換性は容易に捨て去ることはできません。

でもアップルは痛快な程に過去製品との互換性を切って捨てます。

動揺にユーザインタフェースも不要なもの(ボタンなど)を切り捨てシンプルにします。

その辺の割り切りって結構難しいと思うんです。

だから他メーカーはそれが出来ない。それがアップルの製品を際立たせる、そう思ってます。

僕はそれがジョブズ氏が行ってきたと思っているのですが、そういう文化というかポリシーというか、そういうものが、既にアップル社内でジョブズ氏以外の方に引き継がれているんだとしたら、それはすごいなあと思うんです。

答えは、これから出てくるアップル製品のクオリティでわかると思います。