質問にこだわる理由はたくさんありますが、最近気づいた質問のチカラ
木村秋則さんという「奇跡のりんご」で有名な方がいます。
これまで、りんごは農薬を散布しないと育てられないという常識を打ち破り、
無農薬でのりんご栽培法を確立しました。
りんご農家になって、奥さんが日々の農薬散布で肌が荒れていく様子に、
「なんとか農薬を使わないで、りんごを作れないか?」と思い始めたのをきっかけに、
無農薬栽培に挑戦したものの、そこはほとんど誰も成功したことがないだけに、
毎日、
毎年、
来る日も来る日も、失敗の連続。
あまりの無理な様子に、周りからも中傷され、
なんども、本当にこれでいいのかと悩んだそうです。
365日×10年間・・・、とうとう無理だと、人生自体をあきらめかけたその時、
さ迷い歩いたその先に見つけた、ある元気な木を見つけました。
りんごの木かと思ったものは、どんぐりの木でしたが、野性なのに虫もついておらず、
不思議に思い、思わず根元の口にしたところ、これだ!と。
りんごという「実」がならないのは、
りんごの「木」に問題があるのではなく、
その土台である「土」が本当の原因だった。
【質問】にも同じ効果があります。
何か、問題や悩みがあったとして、
その原因を探る。すると相手や環境に問題があるように見えたり、
場合によっては、自分の考え方や性格に問題があると思えたり、
今までは私もそう思っていました。
でも自分自身が「質問」を通して、自分自身の本芯(本心)と向き合っていくうちに
根本的な問題は、
私がどのような「質問」をしているか?
ということに気がついたからです。
自分が考えたり、思ったりしていること、そのこと自体、
実は「無意識的に自分への質問への『答え』として生まれていた。
そもそも、質問のない答えはない。
検索欄に何も入れなければ、どんな優秀な検索サイトでも、答えは出ません。
そこに正しいキーワード(=質問)を入れるから、
正しい答えが出てくる。
もしりんごを調べたいのに、
「赤い 丸い 植物」と検索しても、りんごは素直に出てきません。
質問を理解することで、
自分の問題を解決する原因・・・のさらに深い本当の真因、
・考え方のクセや前提
・固定観念
・性格ではなく、性質
など、
ふだん自分では気づかないような、
でも全ての考え方の根底にある自分に気づかせてくれます。
実がならないのは、
木が原因ではない。
その根本の「土」なんだと。
無意識の質問が多いということは、
無自覚な時間を多く過ごすということ。
質問を意識をすることで、
物事の見方が
根っこから変わります。