この前はドイツ語で受験英語の対策を採ったという暴挙に出た回想を語ったが、実際どんな成果を得たか・・・
【あら、そんな意味があったのね】
ドイツ語と英語は同祖。
ってことで分岐して同じ語源を持つものでも、それぞれ少しニュアンスが変わってしまうものもある。
しかしながら、同じ根源。英語の中にドイツ語の要素が残存している痕跡って言うのはやはりあって、ええ、こんな意味も持つのこの単語!?っていうのもやはりある。
例を挙げると
gesund(独)ゲズント
これはドイツ語で「健康な、健全な」っていう形容詞。
くしゃみするとドイツ人は「Gesundheit!!」ってくしゃみした人に向けて言う。
直訳すると「健康!!」って言ってるので、最初の頃はどこか滑稽に思えた。
それに相当するのが英語では
sound名詞としては「音」動詞としては「…と思われる、を鳴らす」なんだけども、
これは受験でも出てくるよね。
これもまた
「健康な、健全な」という形容詞でもあるって言うのがよく引っ掛け問題か4択とかで出てきた記憶が。
もっとも英語では接頭詞の「ゲ」が見事に消えてるが。
(ドイツ語と付き合うとよく見かけるこのゲゲゲのゲ。これドイツ語らしい響きの原因では…?)
英語とドイツ語共に同じ意味と語源をもって現在にも伝えてるが、
英語のほうには「音」とかという言葉と同音異義語になった経緯があるようだ。
wood(英)ん、「木」じゃないの?
はい、「木」です。
でも、きはきでも「気が気じゃない」ということで。
「激怒」とか「憤慨」という名詞として使われた様で。
(今は雅語として、ほとんど廃れている。同じ意味としてよく聞くのはrage)
でドイツ語では
Wutヴート
これは上記の英語での意味と同じ、「憤慨」とか。
ドイツ語ではたまに聞きます。
ドイツ語の現代語で、英語では雅語として残っているっていうのはよく見られる。
日本語で古語を敢えて使う、とか方言に古語の名残があるような感覚なのかね。
【ちなみに、Wで始まる単語は共通の意味をもっていたりしてるのが多くて結構覚えやすいです!!】
Zeit(独 ツァィト 時)とtide(英 潮)これも語源が同じで意味が分かれてしまったけど、
英語にもChristmastide(クリスマスの時期)とこれもまた雅語で意味が残っていたりする。
(ちなみにドイツ語ではGezeitenで潮の満ち引き。ゲルマン系には潮と時がリンクする感覚があるのかしら・・・)
まあ、これは氷山の一角で調べればきりがない。
反対に今度は【どうしてこうなった】シリーズをそろえてみよう。
同じものからなぜこう分かれた??っていうものを。

私は旅先では水辺に佇む癖がある。