以前勤務していた会社では 上半期と下半期で
部署内の成績発表 / 表彰式が行われていた
Christmas Party とは別に行われていたから
潤沢な資金がある部署だったことは
強く印象に残っている
堅苦しい話だけではなく
美味しい食事と各チームの余興
個人の希望者が 自分の特技を披露したりして
部署全体で盛り上がる 楽しい会だった
男性社員が女装して歌い踊ったり
部長2人がどつき漫才をしたり
ゲストの副社長が華麗な社交ダンスを披露したり
本当に楽しかった
ただ 困った人もいた
歌唱
楽器演奏
下手過ぎて 聴かされるこっちが恥ずかしかった
歌はオペラ...らしかったのだが
先生について習っていると言っていたのに
何語で歌っているのかさえ聴き取れない
そして おそらく音痴
楽器演奏に至っては更に悲惨
会場だったレストランのスタッフさん達が
演奏開始直後に 慌てて奥に引っ込んだ
子供がふざけて弾いているような 酷い音と演奏だった
自分で何とも思わないのか 耳がおかしいのか
もちろんお店は貸し切りだったけど
スタッフさん達にも とんでもないモノを聴かせてしまった
ゲストで招待していた他部署の管理職の人から
「悪く言いたくないけど アレは無い」と言われた
苦痛な時間だったとまで言われた
みんな無表情で聴いていた
仲が良い課長さんだったから
正直に言ってくれて有難かった
歌と楽器の演奏 やらかしたのは同じ人
大きな予算を使って 時間をかけて計画して
本社や他部署からもゲストをお招きして行う大事な集会を
二回に亘って気まずい空気にしてくれた
後日 反省会の場で本部長は「もうあの人は出せない」と言い切った
「あれは人前に出せるモノではないです」 全員同意
余興はチーム単位のみにして
個人の「やりたい!」という希望は受けないことにした
無敵のヘタクソ
やる気だけは人一倍のヘタクソ
叩かれても伸びないヘタクソ
あの後も アチコチでやらかした噂を聞いた
決して嫌いではない
むしろ毛の生えた心臓で羨ましい