クイーンマンの住処
みんなの心の隙間に上手に入って行きたいと思います
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散文

電車に乗りながらアイポッドばかり聞いているクイーンマンです。流れる景色はどうしてこんなにもすんなり音楽と重なるのでしょうか。


ずうーっとロックばかり選曲していると、ああ、うるさいよ、もうすこしおしとやかに唄えないもんかね! と突っ込みたくなってきます。昔のフォークソングなんかがあればちょうど良いのだけど、残念ながら入っておらず、最終的には電源を切ってしまいます。


兄はスカに興味があるようですが、わたしはジャズかクラシックにでも手を伸ばそうかと思います。いや、たぶんクラシックだろうな。うん。とりあえずクラシック聴いてみようと思います。小説とか書くときに合いそうですし。


軽音楽ですが、恋は水色、好きです。ゴッドファーザーワルツも好きです。散文しつれいしました。

ヘビーにピアスを読んで

我が家で居候です。書生さんと呼ばれています。2004年、芥川賞を受賞した金原ひとみさんの『蛇にピアス』を、心優しい兄から頂きました。暇つぶしにそれを読んで――



肉体改造をし続ける少女の話なのですが、いまどきの少女マンガをすこし掘り下げた印象です。そもそも中学生や高校生の価値観を好きになれない私ですから、楽しめるわけがありません。これが現代のセンスというならば、いっそ時代遅れと呼ばれたい、そう思います。と否定的なことばかり申しましたが、なにも駄作中の駄作といったわけではありません。今時の女の子、というか、今時の女の子がかっこいいと思う話、でしょうか。じゃあ、あっても良いのでしょう。うん、私が思うに、日本にはいま、色々な文化が溢れかえって、互いが互いのセンスを軽蔑しあう時代にあるのでしょう。なげかわしいことでございます。



ああ、一日でも早く腐敗しきった文壇会を震撼させたいです。ベキベキに折って絞って血を抜いて、代わりに私の高尚な血を注入したいです。



――と思いました。なんちゃって。

国盗り物語に思うこと

悪名高き戦国大名、斉藤道三の生涯を追っていく話である。後期からは覇王、織田信長となる。


読み進めていくと、彼らが今日、悪人として名を馳せているのは、どうやら後の天下人、徳川家康によるものらしいということが解ってきた。天下太平のための改ざん、そう言えば聞こえはいいが、あるいは閉鎖的とも取れる貿易、才覚あるものへの青田刈り、たとえば彼らが天下統一していたとしたら、今の日本もすこしちがってきたかもしれない。


強国、血気盛ん、合理主義、自由愛、そんな言葉がズラリと並ぶ、今とはかけ離れた日本が、ここにあったかもしれない。


これは私が勝手によく思うことなのだけど、戦国時代が終わり、頭からつま先まで田んぼ的思想が広がり、幕末を経て、勇気あるものが死に絶え、最後に残ったのは、高尚でも無ければ意地も無い、残念な人種。それが今の日本人ではないか。全世界に対しても言えることだが。


とにかく、戦国時代から幕末までにほとんど進歩しなかった我が国は、正真正銘のバカである。というか、徳川氏の政略が困ったものなのである。


頑張れ斉藤さん。頑張れ信長さん。死ぬなー



ちなみに、今頃『22才の別れ』&『SHE』にはまっています。


う~ん、ショウゾウどんかっこいい。フォークも好きだなあ。ムーディなのも最近好きになってきたなあ。ていうかなんでもありだなあ私は・・・日記になってないなあ。最近ちゃんとした日記書くより小説1ページ書くほうが楽なんじゃないかなあとか思っちゃいます。oh~oh~!

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