🏥 Dr.CoC夫のひとこと 🏥


 

 

以前にブログで紹介させていただいた

『ウイルスの意味論』の著者である

山内一也先生

 

先日、NHKで放送された

こころの時代~宗教・人生~

「敵対と共生のはざまで」

に出演され、

コロナ禍の今、未知なる生命体と

どうのように向き合えばよいのかを

語ってくださいました照れ

 

番組の中でも

この『ウイルスの意味論』が

紹介されています

 

山内一也先生の一言一言が

あまりにも重くて深くて

とても感動しました

 

そして

自然と涙が溢れてきました

 

 

“20世紀は

ウイルスの根絶を目指した時代”

 

“21世紀は

共生の時代、共に生きる”

 

“ウイルスが地球に現れたのは

30億年前”

 

“ホモサピエンスが現れたのは

20万年前”

 

“ウイルスにとって人間なんて

取るに足らない存在”

 

“だから、いかに共生していくか”

 

“コロナウイルスについて言うなら

コウモリという宿主で

1万年もやってきている”

 

“コロナウイルスを

人間に来るように仕向けたのは

人間社会”

 

“ウイルスは

勝つとか負けるとかの相手ではない”

 

“ヒトゲノムの約4割はウイルスであり、

私達とウイルスは一体化しているというか

完全に身の内である。”

 

腸内細菌は100兆個ぐらいあるが、

一つの細菌には

10個以上のウイルスがいる”

 

“すると、1000兆個のウイルスが

私達の身体の中にいることになる”

 

“そうなってくると、

ウイルスとヒトとの区別は

なかなか付け難い”

 

 

ウイルスを

病気の原因という視点だけで

捉えていると、

もっともっと大切なことを

見失ってしまいそうです

 

私達の身体の中には

ウイルスとの共生の歴史が

幾重にも刻まれています

 

そして

ウイルスと共生してきたからこそ

私達は今を生きることができています

 

こうしたことを踏まえた上で

「自分はいま何をすべきか?」

 

もう一度ゼロから考え直すきっかけを

与えていただいたような気がします

 

 

 

 

 

今年9月に映画が公開される

上橋菜穂子さんのファンタジー小説

『鹿の王』

 

そもそも

この本を読むきっかけとなったのも、

『ウイルスの意味論』の中で

この本が紹介されていたから

 

実際に

『鹿の王』を読み込んでみると

あることに気付かされます

 

 

この物語は

『ウイルスの意味論』と

明らかにシンクロしている!

 

天才的な医術師ホッサルは

山内一也先生の分身!

 

そして

これが一番重要なのですが、

この物語に秘められた最大のテーマは

「ウイルスとの共生」!!

 

 

小説『鹿の王』は

決してファンタジーなんかではなく

リアリティーそのもの

 

そう考えると

コロナ禍の真っただ中において

『鹿の王』の映画が公開されるなんて

あまりにもタイムリー過ぎませんか?

 

映画化が決まったのは

2019年3月なので、

新型コロナウイルスなんて

全く話題になっていない時期

 

つまり、

意図して映画化されることに

なったわけではありません

 

ということは単なる偶然??

 

違いますよ

 

 

精霊の仕業ですてへぺろ

 

 

 

こころの時代~宗教・人生~

「敵対と共生のはざまで」

は下記のサイトで視聴することが

できます

 

NHKプラス

 

NHKオンデマンド

 

NHKプラスで視聴できるのは

6月21日(日)午前6時までです

 

 

 

コロナ禍の今だからこそ

『ウイルスの意味論』と『鹿の王』を

改めてお勧めさせていただきます