歴史の教科書を読んでも
そして
大ベストセラー『サピエンス全史』を
読んでも、
決まって書かれていること
 
それは
狩猟・採集を中心にした獲得経済から
農耕・牧畜による生産経済への移行が
人類史において
重大な革命であったということ
 
いわゆる
 
農業革命
 
この農業革命により
人類は安定した食糧と暮らしを
手に入れ得た
 
と言うわけです照れ
 
 
 
でも・・・
 
人類にとって
もっともっと重要な革命があったことを
見落としているような気がしますニヤリ
 
目には見えないから理解されにくい
とてもとても重大な革命
 
それが
 
発酵革命
 
人類が
生態系の頂点の君臨できたのも
この発酵革命のおかげだと言っても
過言ではないでしょうニコニコ
 
なのに今まで
全く注目されてきませんでしたショボーン
 
 
 
さて
地球上に存在する人類の数は
約77億(770 x 10の7乗)
 
一方で
地球上に生息する微生物の数は
なんと約500 x 10の28乗
 
桁が違い過ぎて
もはや天文学的数字ですびっくり
 
そして
たった1gの土の中にも
日本の人口をはるかに超える数の
微生物がひしめき合っていますびっくり
 
さらに微生物の凄いところは
とんでもない過酷な環境下でも
生きられるということです
 
光も酸素もない地底や深海、
氷河や火山、
地上40キロメートルの上空、
100度を越す熱水、
砂漠の灼熱の地、
濃硫酸の中などなど
 
そして
紫外線や放射線に耐えられる微生物や
鉄やプラスチックや電気を食べる
微生物さえも存在しますびっくり
 
つまり
無数の微生物が
地球の隅々まで至る所に生息し
あらゆるものを食べながら
生き抜いているのです
 
微生物の生き様に
ロマンを感じずにはいられませんラブ
 
 
そんな微生物ですから、
たとえ人類が絶滅しても
微生物たちは生き続けるでしょう
 
微生物が生き続ければ
生命の灯火が消えることはありません
 
本当の意味で
生態系の頂点に君臨しているのは
昔も今も微生物なのかもしれませんウインク
 
 
 
ところで
農業革命のうちの農耕とは
稲や小麦などの植物の栽培化のこと
 
そして牧畜とは
牛や羊などの動物の家畜化のこと
 
では発酵革命とは・・・
 
微生物の養殖化のことです 
 
人類は自らの手で
発酵食を計画的に作ることによって、
自分達にとって有益な微生物を
大量に安定供給できるように
なったのですおねがい
 
 
 
諸説はあるものの
農耕・牧畜は今から約1万年前に
開始されたと考えられています
 
では
人類が発酵食を作り始めたのは
いつ頃からか?
 
メソポタミア地方においては
約8000年前には既にワインが
作られていたと考えられています
 
その他の地域においても
数千年前には
発酵食を作っていたようです
 
しかも、アフリカを出て
世界各地に散らばった人類は、
世界のそれぞれの地域で
独自の発酵食を作りました
 
日本も同様です
 
日本各地には
それぞれの地域に独自の
郷土発酵食が存在しています
 
世界各地で
それぞれの地域に独自の
発酵食を作ることは、
人類にとって普遍的な行為であったと
言うことができます
 
では、その意味するところは
一体何なのでしょうか??
 
発酵食が保存食となり得たことも
重要であったと考えられますが、
それ以上にもっと重要な意味が
隠されているような気がしますニヤリ
 
 
 
植物も動物も
微生物の助けなしには
地球上で生き続けることはできません
 
もちろん人間も例外ではありません
 
人間の身体は
約37兆個の細胞からできていますが、
その数を上回るほどの微生物が
人間の身体には棲みついています
 
人間の身体に棲みつく微生物のうち
腸内細菌だけでも約100兆個
 
ですから微生物全体の数は
もっともっと多いと考えられますびっくり
 
人間は微生物と共存しており、
適切な種類と適切な量の微生物が
身体に存在しないと
人間は生き続けることができません
 
また
人間の身体の細胞は毎日少しづつ
新しい細胞に入れ替わっており、
数年間で身体全体の細胞が
完全に入れ替わります
 
それと同様に
人間の身体に棲みつく微生物も
毎日少しづつ入れ替わっています
 
つまり
人間が生き続けるためには
細胞も微生物も常に
入れ替わり続ける必要があるのです
 
いわゆる『動的平衡
 
人間の身体の中の微生物の
動的平衡を保つためには、
常に一定量の微生物を
摂取する必要があったわけです
 
しかも
世界各地の
それぞれの地域の微生物を
 
その役割を果たしていたのが
それぞれの地域の
独自の発酵食ビックリマーク
 
「世界各地に散らばった人類は
世界のそれぞれの地域で
独自の発酵食を作りました」
 
と書きましたが、
これは真実ではありません
 
世界各地に散らばった人類のうち
世界のそれぞれの地域で
独自の発酵食を作り出すことに
成功した人類のみが
現在まで生き延びているのです
 
現在、私達は
その結果を見ているだけてへぺろ
 
 
 
考古学も、民俗学も、栄養学も
発酵革命にはあまり興味がなさそう
 
微生物は目には見えませんからね
 
軽く見られがちですショボーン
 
でも
大切なものは、目には見えない
 
ですよねウインク
 
 
 
ちなみに我が家では
CBDオイルと並んで
『こうじ』が大ブームアップ
 
こうじ菌は日本の国菌ですからね
 
どんなサプリメントや機能性食品より
日本人はまず『こうじ』ビックリマーク

麹より!!
 
そんな当たり前のことに
やっと気づきましたてへぺろ
 
そんなわけで今夜は・・・
 
 
近所のデパートで開催された
大九州展で購入した
国内産紫芋使用の『日本芋酒』を
夫婦で乾杯ロゼワイン
 
原材料は
国産のさつまいもと米こうじ

生きなフィトケミカルも
豊富に含まれています
 
とっても美味しいですよラブ