クイームというバンドは、クイーンのライブパフォーマンスにこだわり、クイームなりの解釈を加え、ステージで再現しています。

クイーンというバンドが存在する限り、存在し得るライブテイクを皆さんに提供したいと思っています。
なぜ、ライブパフォーマンスに拘るかといえば、クイーンのステージでの表現がどんなバンドよりもエンターテイメント性に優れ、レコーディング作品とは違う側面を与えてくれるからで、このようにレコーディング作品をステージで再現しなくても、そのイメージを損なうことなく存在する稀有なアーティストだと確信するからです。

しかし、そのライブパーフォーマンスを再現するといっても、彼らのライブテイクを参考にし、ブートレッグ音源をも参考にしながら彼らの足跡をなぞる事は、並大抵なことではありません。

というのも、特に初期のライブ演奏は、アウトテイクが多く(要するに間違いが多いということですが、音源だけを検証していると、間違いかどうかを検証しにくい)、明らかに演奏を間違っていると思われることが多いことです。

例えば、初期の頃フレディは歌詞を正確に歌わなかったり、演奏の尺が明らかに論理性を失っている場合があったりと、その意図しない彼らの演奏を意図しているかの如く演奏するのは、本当の意味での模倣ではないという考えに至ります。

つまり、ステージで興奮するがあまり、非なる予定調和を予定調和として演奏することは、模倣ではなく、なぞっているに過ぎないという結論に達したわけです。

彼らのように、のめり込んで演奏するが故に間違いを犯してしまうような演奏ができてこそ、クイーンというバンドのマインドを再現できるのではないかと思っています。

故に、その表現する範囲は、批判があろうとも、QUEEN+Paul Rogers時代を含めて、ライブテイクがある限り再現して行こうと思っています。

クイーンを真似て18年になります。
若かりし頃、オリジナル曲でプロを目指していたこともありますが、模倣することでクイーンという音楽文化を継承できる喜びに今は満足しています。

そして、もっともっとその境地の高さに挑戦していく心構えになっています。
見方によっては、「人の褌で相撲を取る」といった見方もあります。しかし、偉大なアーティストの足跡をなぞる作業も音楽家にとって大切な作業だと自覚してもいます。

ロックが誕生して50年以上が立ちます。
その中で、地味ではありますが、クイーンを通してロックに触れられている自分が、世界一幸せものだと感じている今日この頃です。

皆さんのご意見お待ちしています。(笑)