Dead men tell on tales -2ページ目

片想い


早朝 5:30

空気が透き通ってる

この時間の散歩は一番の楽しみ

大好きなあの娘に逢えるから?



家の前に出て10分

半径5mを行ったり来たり


お?来たかな?







軽い挨拶程度で、そそくさと退散


違う



今度は、彼女の家とウチを往復

どうしても逢いたい



何か わかるぞ その気持ち



自宅に5回目の到着


若干 挙動不審


期待が止められない


でも


心が折れた

終了の合図




試行錯誤でたどり着いた食事

よく食べる


食後30分は側にいないと
戻してしまう


この淋しがり屋め‼︎


(あ、俺もじゃん…



余裕



実家の犬 
今日の散歩

いつもは3~15分の散歩

14歳の高齢

ゴハンも、最近は戻してばかり

体力も無いかと思ってた




そんな今日は一時間を越すお散歩

驚いた

いつもなら時間に余裕があるから、いくらでも付き合えるんだけど、

こんな時に限って、予定があって

自分に余裕が無かった




まだまだ散歩したいって気持ちわかってたけど、無視した

強引にリードを引っ張り

家に帰ってきた



なかなか家に入らない

とても哀しい目

早く帰りたい気持ちから、イライラし、早歩きに付き合わせた自分を、今は申し訳無く思う

散歩は兄貴にバトンタッチ

自分は用事の準備




外出し、

帰宅




相変わらず、ゴハンが食べられない

試行錯誤で試すも、変わらない

日に日に痩せ細る身体

嫌な予感も否めない



今はやむおえず、

嫌いな俺らと散歩してやってるかもしれない

やっと心を開いたら

この有様だもんな

ごめんな

もう少しで大好きなオカンが戻ってくるからさ

もう少し食べて 元気になってくれ



とりあえず、俺らに出来る事はもう限界

明日は、また病院行こう



2014/10/26

家の中
一つ一つを思うと涙が溢れてくる
色々な事を思うと胸が苦しくなる

ありふれたこと

そしてこれからを受け止める為に強く

だから今出来る限りの事をしたい

今日という日を忘れない