このオフ、98年戦士達との夢のような再会を果たし、毎日ほくそ笑んだ仲間の皆さま、こんにちわ。
あの日から私の世界は一変しました。生きとし生けるものすべてが美しく見え、窓を開けると小鳥が「よかったね」と話しかけてくれ、「成城石井」の前を通るだけで涙が溢れ、クソ生意気な職場の後輩 斎藤さんにも少し優しくできるようになりました。再会する悦びとは、人を豊かにしてくれるのですね。
あの発表の日、公式の動画を狂ったように、何度も繰り返し再生しては泣きました。生き別れた彼らと、また同じユニフォームを着れる日が来るなんて…。
そんなウカれたオフを過ごしてきた我々に、またもや試練がやってきました。エース今永が長期離脱、S子や伊勢は揃って絶不調。おまけにソトとオースティンは開幕絶望。日本にいても、どうして私たちはいつも離れ離れなの?ねぇどうして!?
また今年もダメなんだろうか。無駄に期待して傷つくくらいなら、早いとこ暗い未来を想定し、心の自傷行為でもしておいたほうが自分の身のためなんだろうか?
いや待て、思い出せ。
昔は三浦大輔しかいなかったんだぞ。
主力の4人や5人いないくらいでビビってたら、こんなチームの応援なんかやってられるかってんだ。横浜ファンなめたらタダじゃおかねえ。
そして、忘れてはいけない。我々は昨年、セリーグ1、弱いチームだったのだ。それをたった数ヶ月で、バントや犠牲フライ、盗塁やスクイズが、たまに出来るくらい立派なチームに育ててくれているところなのだ。
我々に嘆いている暇などない。他の球団に無くて我々にあるもの、それは負けへの耐性と大きな伸び代だけである。
3月22日付けのある記事で、石井琢朗がこんなことを言っていました。
「僕は他球団で優勝経験はしましたけど、日本一になれていないので、日本一になるために帰ってきました。」
ざけんじゃねぇ。あの時、我々を追いて出ていったクセに。
こうなったら絶対にまた横浜で日本一にさせてやるからな!
そしてもう二度と、どこにも行かせないからな、覚悟しとけよ!!
私が今年期待すること、それは98年以来の日本一です。
もう98年の思い出ばかりにすがるのはおしまいにしよう。
新たな日本一の思い出を、今日から作りにいくのだ。
皆のもの、共に闘う覚悟はできたか?
泣き言ばかり言ってる奴は置いてくぞ!
さぁ歴史を超え、今 横浜反撃。

