中学受験の持ち偏差値ですが

Y系ですと、

6年の合不合の全六回のうち

後期9月、10月、11月、12月

に開催される四回の偏差値の平均を

持ち偏差値と言うようです。


今年については当てにならなかったと

苦言tweetされてる某塾のかたとか

見かけましたね。


そもそも塾で開催される模試は

自塾生に有利なものとなり

バイアスがかかります。


特に、Y直営だとカリキュラムとして

合不合週は合不合の過去問メインと

なりますので、

やはり対策してるY直営生とかの偏差値は

高くなりやすい傾向が

あるのではないかと。

実際、Y直営生の場合は

持ち偏差値より高い学校に合格する例は

少なそうな気がしています。


一方、対策していない

他塾の生徒にとっては

合不合の偏差値は低く出やすく

持ち偏差値よりも高い学校に合格する

例もそれなりにあるのでしょう。


今年の合不合については、

難易度の混合率がいまいちという

通常であれば、

難易度のばらつきが一定で

横軸正答率縦軸問題という

学習診断表がある程度直線的に

なるべきなのに

特に国語とかはU字曲線を描く

もしくはバスタブ曲線を描くような

正答率が高くて簡単な問題と

正答率が低くて難しい問題ばかりに

偏る問題構成となっていたのは

あまり良ろしくなかったのではないかと。

そして、偏差値が混沌として

受験校を決める指標として

使いづらいものにしてしまった

可能性もあるのでしょう。


あと、やはり難関校を目指すのであれば

偏差値よりも入試問題への

対策が出来ているのかとか

過去問が解けているのかとか

そういった点も重視すべきかなと。


そういう意味で、

ある程度能力に自信があり

難関校を目指すのであれば

難関校対策の充実度をみて

塾選びをするべきかもしれません。


特に、今や難関校と言えば

やはりSAPIXであり

優等生が集まっているので

正直SAPIX生徒が受けない

合不合の立ち位置は最難関に対して

有効とはいえません。


予習シリーズは良いテキストだと

考えていますが、やはり難関校を受ける

のであれば、最低でも学校別SOを受ける のは必須だと考えられます。


それに対して、

Y直営生は週テストあり合不合テストあり

毎週テストを受けて

さらに日曜特訓もあり

週末はとても忙しい日々です。

その中を縫って

学校別SOを受けさせるのはかなり大変で

負荷も高いものであることを

覚悟して臨まれた方がいいかと。


個人的には、最難関を受けるなら

SO合判を受けさせたかったのですが

やはり直営生として息子は

合不合を受けることが当たり前で

日曜特訓を休むことも良しとはせず

日曜特訓を休ませて

追加的にSO合判を受けさせる

わけにはいかなかったですね。