児童養護施設 カルテットボランティア物語 -24ページ目

児童養護施設 カルテットボランティア物語

 私達の社会には、災害や事故あるいは離婚や病気など、様々な事情
により、家族による養育が困難な子どもたちがいます。「児童養護施設
カルテット」は、こうした状況に置かれている2才から18才までの子供達
に、施設という名で、家庭の代わりに養育する場です。

徹夜明けでボロボロになり、帰宅してシャワー
浴びて、速攻で数時間寝ました。夕飯食べて
やっと身体が普通に戻って来た…

毎年恒例のナイトハイク、葛西臨海公園から
さいたま市の施設まで、43キロを夜通しで
歩くイベント。今回は16時間かかった。

毎年、自分は自転車部隊で参加。

もう流れやコースは全部頭に入っているので
何の問題は無し。今回は昨年、一緒の価値観
のある職員さんと一緒だったが、今年は主任
さんとチームを組んだ。

まずは施設に集まり、施設長さんからの説明
を聞く。コースも昨年と一緒で4班のチーム
編成も同じ。小学生の未経験チームは35キロ
地点から先にスタート。

その後に葛西臨海公園から、3班が時間を
ズラしてスタート。自分は公園内での案内図
を貼って、コースを作る。

子供達が全員荒川のコースに出たら、回収する
のを始めに行う。各チームがコースを間違え
ないか確認の為について行く。

最後尾は施設長さんがついてくれた。

今回も休憩所は6カ所に設置。

食事やドリンク、栄養補助食品などで子供
達をサポートする。

ナイトハイクの醍醐味は長い時間の中での
子供達とのやりとりだ。普段はこんなに長く
接していないので、いろんな話が出来る。

まず、各チームを紹介してみよう。

D班:35キロと短い距離の小学生チーム。意外や
意外、このチームが終始、ぶっちぎりでトップで
ゴールした。

C班:男女混合のチームながら、上手くまとまり
雰囲気が良かったチーム。マイペースでラストで
ゴール。

B班:こちらも男女混合ながら、チームの意識が
分裂してしまった。3位でゴール。

A班:言わずと知れた男子チーム、1番血の気
が多いので1番最後に出発しながらも2位でゴール。

自分は葛西臨海公園出発なので、D班には結局
一度も会えなかった。D班はもう1人の主任さんに
全てお任せでした。

なので、A班、B班、C班を見てました。

最後尾のA班、B班、C班と順当な並びから
第1休憩所でC班が休んでいる所にB班が合流し
次にA班も合流すると言う展開に。

ここで唐揚げ弁当とか、セブンイレブンの
おにぎりとか菓子パンを食べる。

コンビニのおにぎりを食べるのは久しぶり。

各班を見るつもりが、みんな揃ってしまった
ので、仕事が楽になってしまった。

ところが不思議な物で早く到着した班から
出発して行くので、また順当に差が付き始める。

C班を先頭にB班、A班と続く。

ところがB班の女の子が足が痛いと言うので
遅れて来る。先に進みたい男子と意識のズレが
始まる。A班もどんどん先に進みたい。

チーム内での様々な意見をまとめるのも職員
さんや大人の役目。B班は先に進みたい人と
マイペースで行きたい人を分けた。

なので次のチェックポイントでC班にB班の
先行組が追いついてしまった。こう言う
やりとりも面白い展開だ。

先を急ぎたい子とマイペースで行きたい子が
分かれてくる、A班とB班はそれにより分裂。
C班のみ、最後までみんなで歩こうと言う
強い意志を感じられた。

明け方になると子供達の疲れがピークになる。

それを打破してあげようと、様々な策を考え
子供達に伝える。今回は旬の芸人の日本エレキ
テル連合の真似をすると、子供達は大喜び!



疲れを笑いで吹き飛ばす様な演出も必要だと
思ってます。そして、あと少し頑張れば休憩
出来るんだよと伝えると、

「原田さん、ありがとう! 」

と言ってくれて、ホント嬉しかった。

全員が無事完走してくれる事を祈りつつ、
我々はペダルをこぐ。

そしてその想いが伝わったのか、全員が
リタイヤする事なく、完走した。

足が痛いと言う子にはかかと着地を提言
した。休憩所で子供達をマッサージする
職員さんもいた。

長い時間を楽しむと言う楽しさも教えて
くれた。

みんな本当にお疲れ様、そして良く頑張った。
最後まであきらめないと言う強い心を忘れ
ないでいて欲しい。

みんな、凄いぞ。自慢の子供達でした!

伊達直人