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クオの別世界

学生時代に書いた初々しい小説、コピーライター時代を語る懐かしいエッセイ、そして文章家として活動する日々の合い間のエッセイや小説を掲載しています。

時代があーだとか、経済がこーだとか、ちぢこまっていては、いけないなあ。別に説教じみたことを述べたりするつもりはないけれど、皆さんの知らない、ああ、こういうスゴイ人もいたんだなあとか、ああ、こんな生き方もあるんだなあ、とか、そんなことを、これからの新しいブログの企画の中で、楽しく面白くご紹介していきたいと思います。(クオ)…………→

3勝12敗7放棄(され)試合。これが早稲田ブリッツの通算成績である。だが、成績の悪さは学業で慣れっこの選手たちは、相手チームの女子マネを飲みに誘うスピードにかけては他の追随を許さなかった。写真の「マルタ酒場」は、われらのもうひとつの心の故郷である。

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自己本位な選手たちは、誰もがマウンドに立ちたがり、そのたびに試合をぶち壊した。ストライクどころかボールすら投げ込めない(みーんな暴投)のだから、1回の途中で怒って帰ってしまった相手チームも少なくない。


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魚のぶりは筆者の好物でもあるが、この野球チーム名の「BULLET」は「弾丸」の意味である。ところが、名前倒れとはこのことか。自己本位な選手たちが「無鉄砲なチームカラー」をさらすのに、さして時間はかからなかった。



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都の西北に「草野球界のホエールズ」と後ろ指をさされ続けたろくでなしのチームが存在した。その名は「ぶりっつ」。正しくは「吉祥寺ユミコと早稲田ブリッツ」と呼ぶのだが、先ほどから「ぶり」「ぶり」と騒がしいのは、さてはこの「ぶりっつ」のことか。


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