見てきました。

くだらない臭もぷんぷん漂ってくるこの作品、

諸先輩方の

「これは絶対買い(見るべきの意味)でしょ!」

という指導に従うことにして。

ドリーミーガールや、不都合な真実にも惹かれたんだけどね。


2007年の現代から、財務省の役人阿部寛がバブル崩壊を食い止めるために、薬師丸ひろ子と広末涼子をバブル時代に送り込むというもの。

なぜ本人が行かないかというと、体重制限があるそうです。

それにしても強引な設定。


当時の大蔵省が発令した「不動産金融資産の××規制」(すまん、覚えてない・・・)を止めることがミッション。

ボスは当時の大蔵大臣、現在はファンド経営者である伊武雅刀。

つまりは村上世彰のようなものですね。

広末涼子は当然のようにバブル当時の阿部寛と出会うも当初は信じてくれず、段々と信じざるを得ない状況になり、最後は自分の実の娘ということに気づき・・・というストーリー。


まあストーリーはさておいて、この映画一番の見所はバブル時代の描かれ方


東大生の卒業パーティーをクルーザーでやるのに、彼女代わりに付き合うだけで3万円もらえるのはほんの序の口。

入場の時にはタクシーチケットが束でもらえたり、ビンゴゲームの賞金はなんと現金200万円。

六本木の交差点でタクシー拾うのに札束振りまくってるわ、ディスコではワンレンボディコンギャルが踊り狂い、お立ち台には飯島愛が(しかも若い!)いたり、ラモスがいたり。

売れる前の芸能人も登場するほか、リンドバーグの歌や鉄骨飲料のCMなんて最高に懐かしいよね。

17年前の阿部寛と現代の広末涼子の会話のすれ違いっぷりもかなり笑えます。

確かに、17年前には「ありえなくない?」って言葉なかったし「ヤバイ」の意味も一つしかなかったのでしょう。

せっかく連れて行ったティラミスを食べさせるお店(当時は一つのお店でしか食べられなかった)も全く効果ないしね。


などなど、突っ込みどころ笑いどころ満載です。

キャストがみんないい味出してますね。

それにしても現代の阿部寛と劇団ひとりの老けっぷり、特殊メイクって怖い・・・

あとは、加藤ミリヤの主題歌がよかったな。


しかしバブルっていい時代ですね、1週間でいいから経験したい!

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