【香りには、こんな効果があります...♣】
脳に送られた香り情報は、
心と体に作用して、
さまざまな効果をもたらします。
【自律神経のバランスを整える...】
大脳辺縁系に伝わった香りの
情報は、その下にある自立神経を
司る視床下部へも送られるため、
交感神経と、副交感神経の
バランスが整います。
【脳全体の情報の
やりとりがスムーズに...】
香りにより、大脳辺縁系が
活性化することで、嗅覚以外の
感覚情報が、最初に集まる大脳新皮質との
バランスがよくなり、
情報のやりとりがスムーズに。
【記憶を司る海馬に
刺激を与える...】
嗅覚は記憶を司る海馬に、
直接働きかけるので、海馬では記憶が
香りと結びついて貯蔵されます。
香りによって、記憶が蘇るのは
そのためです。
【脳の血流量を
増加させる...】
香りの情報は、嗅覚神経によって
伝えられます。
神経が活動すると、
血管が拡張し、
血液が流れやすくなって、
脳の血流量が増加します。
【香りの刺激で嗅覚が改善?】
香りの刺激を与えると、嗅神経細胞が
再生・活発化。
【香りが認知症の改善に役立つ?!】
香りをかぐことで、海馬が刺激され、
新しい神経細胞が生成されて、
海馬の萎縮が抑制されるといわれます。
香りによる認知症の改善が期待されています...。
備考:この内容は、
2025-3月
発行:クラスAネットワーク
「元気応援薬局」
より紹介しました。