子ども達から絶対に目を離さない
はじめまして。
男性保育士として学んだこと、子ども達からの貴重な教訓を共有します。保育士や子育て中の方にポジティブな発信をお届けします。
ある日のこと、ふと気が緩んでしまった瞬間がありました。
「今なら落ち着いているし大丈夫だろう」
「少しだけなら」
それの気の緩みが間違っており
その瞬間に起こった子ども同士のトラブルによって
一人がけがをしてしまいました。
帰りに保護者の方には状況をお伝えし
謝罪をさせていただきました。
「一瞬も気を緩ませてはいけない」
「大丈夫だろうと慢心してはいけない」
こう言うと
「そんなの無理に決まっている」
という言葉も聞こえてきそうですが保育園の現場では
その一瞬の気の緩みから起こる出来事は
ケガや時には命の危険につながることもあります。
命を預かるには責任があります。
それだけの覚悟が必要です。
しかし保育士も人間です。
阿修羅のように顔がいくつもあるわけではなく
後ろにも目があるわけではありません。
目は二つ、顔についているだけです。
何十人もいる子ども達一人一人から目を離すなと言ったら
それはもう大変なことです。
物理的には難しくても心の中で
子ども達から目を離さない、という意識を常にもつ。
子ども達と関わる時間は一瞬たりとも気を抜かない。
これくらいの気持ちで保育に臨むことが
これからの保育業務にはより重要です。
覚悟をもって保育する。
これが大事ですね。