少し前に、盲導犬が刺されるという、
信じられないようなニュースがありましたが
実は、ニュースに取り上げられた、このオスカー君以外でも
被害にあったことがある盲導犬が多数いるとか。
なんでそんなことができるのか?と残念な気持ちになりつつも
そんなツライ目にあっても、ご主人様のために
しっかり自分の任務を遂行する盲導犬のすばらしさには感動しました。
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今ボラ活している、前の職場の施設には
出入り口付近に「点字インターフォン」があります。
お手伝いが必要な方が、係員を呼び出すためのものです。
数年前に設置されたのですが、設置される前は、当然、施設内に
入らないと係員を呼べないため、その係員のいるところに行くための
お手伝いの人を呼ぶ手段がないじゃないかということで設置に至ったようです。
ところが、このインターフォンの呼び出しボタンを、
いたずらで押している子どもの多い事・・・
応答しても反応がないので、倒れているんじゃないか?と
現場に行ってみても誰もいない、ということが何度もありました。
「ピンポンダッシュ」って、今の子どもでもするのかなぁ?
人の家ならイイとは言わないけれど、
点字インターフォンのピンポンダッシュはやめてほしぃなぁ
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施設内には、点字ブロックも設置されています。
以前にも記事にしたことありますが、このボツボツがおもしろいのか
点字ブロックの上を行ったり来たりする小さい子ども、
そして、それをかわいぃと見つめる両親やら祖父母たち。
ほほえましい光景なんですけどね。目の不自由な方がいらしたら
「ほら、どかなくちゃだめだよ」そう注意してくれる両親や
祖父母たちであれば、さらにほほえましい光景になるでしょう。
ところが。今日見かけたのは、点字ブロックを横切った子どもが
ボコボコ部分に躓いて転びました。その子どもは「何コレ~ 邪魔ー!」
なんでこんなのあるのーっ!」と点字ブロックに対して文句を言ってました。
すると、一緒にいた母親は「キョロキョロしながら歩いてたからじゃないの!」
とその子どもを叱っていました。え、叱るトコってソコ・・・?
かなりザンネンな気持ちになりました。
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手話を習ってた時は、聴覚障がい者がどんなことに困っているとか
コミュニケーションをとるための注意点なども教えてもらえる講義が
ありましたが、今通っている朗読ボラは、発声とか読み方の講義ばかりで
「視覚障がい者と接するときは~」みたいな講義はありません。
仕事をしていた時に、視覚障がい者の対応をすることもあったので
基本的なことは勉強しましたが、ちゃんと習ったことがないため
あまり詳しいことはわからないから、エラソーなことは言えませんが・・・
盲導犬を傷つけるようなことはあってはならないのは
ほとんどの人が理解していることだと思うけど
(被害にあった盲導犬の数が多いから、そうではないのかもだけど)
点字ブロックのことも、ちゃんと理解してほしいなぁと思ったのでした。