4月初旬の韓国昌徳宮の風景と韓国旅行
ソウルの昌徳宮は午前9時から開門します。閉門時間は季節によって異なりますが、
2月から5月までは夜6時まで開いています。入場は閉門の1時間前まで可能ですが、
月曜日は休館日です。開館時間は以下の通りです 
2月から5月、9月から10月：09:00～18:00
6月から8月：09:00～18:30
11月から1月：09:00～17:30
昌徳宮はソウルの五大宮殿の中で唯一、
ユネスコ世界文化遺産に登録されているため、特別な場所です。
入場料は3,000ウォンです。韓国人は25歳から64歳までが対象で、
外国人も7歳から64歳まで同じ料金が適用されます。
24歳以下と66歳以上は無料です。また、
韓服をレンタルして着用して来場すると無料で入場できます。
昌徳宮の近くには多くの韓服レンタルショップがありますので、
訪れる際には韓服を借りての散策もおすすめです。
昌徳宮は、韓国ソウルにある五大宮殿の中で特に美しいとされる宮殿で、韓国王朝の歴史において重要な役割を果たしてきました。昌徳宮の歴史は1405年に遡ります。この宮殿は朝鮮王朝の第三代王である太宗によって建設されました。元々は王の居住宮として使われていましたが、その後多くの王がここで政治を行うことを好み、朝鮮王朝の中心地として機能しました。
昌徳宮は「東方の美学」と呼ばれる独特な建築様式と美しい庭園で知られています。特に秘苑（後苑）と呼ばれる庭園は、朝鮮最大の庭園として、自然を生かした造形美が際立っています。1997年にはその歴史的価値と美しさが認められ、ユネスコの世界文化遺産に登録されました。
昌徳宮は数々の火災や戦争を経て多くの建物が破壊されましたが、その都度復元されています。特に日本の植民地時代には大きな被害を受けたものの、解放後に韓国政府によって多くが修復され、現在はソウル市民にとっても観光客にとっても重要な文化遺産の一つとなっています。
昌徳宮は、その長い歴史と文化的価値を通じて、朝鮮半島の王朝時代の生活や政治、芸術を今に伝える場所として、多くの人々に親しまれています。