真ん中の息子がお給料からお金を出してくれて

私と母で旅行に行かせてもらった

鈍行のグリーンに乗って海辺の温泉地へ


宿代に交通費にお土産代まで


たくさんお金を出してくれた、喜



現地での移動もタクシーを使って

のんびり観光なんかもして

宿に着いて温泉に入って食事やお酒

のんびり過ごさせてもらった


帰る日に、城に行きたいと母が言うので

山のふもとまではバスで行き、そこからロープウェイに乗った

山頂にある城を見て周り写真を撮ったり楽しく過ごした

帰りに下山するのにロープウェイまで5分くらい歩くのだけど

道中、母が歩けなくなってしまった


休み休み母のペースで歩いたつもりだったけど

5分の距離も歩き続ける事が難しくなっていて

少し休んで腕を組んで引っ張って


頑張ってロープウェイまで歩いてくれた


思った以上に体力がなくなっていて

母の年齢から考えると70も半ばになれば

妥当なんだろうな、と実感した、汗

旅中を振り返ると

着替えの洋服を家に忘れてきてしまっていたり

◯◯がない、て何度も探していたんだった

さっき話した話も忘れていたり

最近、失禁してしまった話をしてきたり

これは認知症の初期なのでは?

と思わず考えてしまった、涙




行き帰りも私が車で送り迎えしたし

寒い中あまり歩かせないように配慮はしていたけど

まさか、、、との思いが頭を駆け巡った


母を家に送り届けてから姉に連絡したんだけど

姉も認知症に近い症状だね、と

驚愕していた、、、

去年に亡くなった父親と、一昨年の年末に

熟年離婚した母だけど

長年連れ添った相手が亡くなるのって

張り詰めた糸が切れたような感じなのかもしれない


旅の間、会話の中で

「もう、生い先が短いから」というフレーズを

何度も何度も言うもんで

最初は「そんな事、言わないの〜」て

茶化したりしていた私だけれど

最後の方はスルーしていた

実家で兄夫婦と息子と同居しているんだけど

最近、忘れっぽいからすぐ怒られる、と

母が言っていた

環境が変わると認知症が悪化してしまうので

環境を変えずに何か策はないのだろうかと

考えているところ

今、私にできる事は…取り敢えず失禁用パンツを

たくさん買った、そして

今まで遠のいていた実家の母にちょこちょこ

会いに行こうと思う

いつもと違う行動が増えるようなら

医療機関の受診も視野に入れている


娘の事、犬の事、母の事、色々あるけれど

自身が健康であることに感謝を忘れず

これからもやれることをやれる範囲で


やっていこうと思う


一先ず、思春期での不登校や引きこもり

色々あった息子だけれど

祖母に対して優しい気持ちを持ってくれている

そんな息子に育ってくれて

ありがとう、と

心で手を合わせている


感謝。感謝。。。